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学生記者の感想

▼担当学生記者
吉田秀樹(17歳:取材時)

▼取材日
2001/5/13(日)

▼取材時間
13:00~

▼取材地
両国にあるナビゲーターさんのギター教室「G-Works」

▼取材の雰囲気

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担当学生記者: 吉田秀樹(17歳:取材時)
取材は、矢萩さんが開設している教室で行ったのですが、まずその教室が予想とは大きく異なっていました。もっと”いかにも”な雰囲気なのかと思って構えて行ったのですが、よい意味でその期待を裏切ってくれました。普段ミュージシャンの方とお話ができる機会など滅多にないと思います。本当に貴重な体験をする事ができました。矢萩さんは、こよなく音楽を愛し、平和を愛し、仕事をする上での目的意識のようなものがしっかり持っていた事に強く心を打たれました。取材後に、音楽とはどんなものなのか、音楽が持っている力などを改めて考えさせられました。取材後に目の前で、生の演奏も聴かせていただき、感動いてしまいました。この日矢萩さんに取材ができたことを忘れることはないと思います。本当に素晴らし一日をすごすことが出来ました。

音楽とは武器であり、道具である。
同行学生記者: 久保田貴晴(18歳:取材時)
今回の取材でもっとも心に残った言葉は、「音楽とは武器であり、道具である」というものでした。音楽と「武器」。。。「道具」の方はまだ想像がついても「武器」という言葉とはまったく結びつきがつきませんでした。しかし、矢萩さんのお話を聞いて納得しました。音楽とはとても強大な力を持っていて、人を喜ばせることも、楽しませることも、悲しくさせることも、傷つけることも簡単にできる。その意味で「道具」となり「武器」となりえる。音楽の力を再認識できた取材でした。

ギターを弾くというその行為が楽しい。
同行学生記者: 浜屋公紀子(22歳:取材時)
今回の取材で一番印象に残ったことは、矢萩さんの音楽に対する熱意です。矢萩さんは、十代のころからずっと音楽をやってきた方です。苦い経験もありながらも、自分のやりたいことをやってきて、大好きなことにとことん情熱を注いで生きてきた。それって、とてもかっこいいし憧れるけど、実は不安もたくさんあったしいつもかっこいいだけじゃなかったんじゃないかな、と思います。その長い道のりの中で、矢萩さんは何のために自分は音楽をやるのかという使命感・目的をしっかり持ってきた。それが音楽をやっていくということだし、そうでなければ、相手に何も与えることができないだろう。このことは、音楽に関わらず、何かを志すすべての人に言えることだと思います。私も実際、好きなことばっかりやってきて、これからもそうして生きていこうとしています。だからこそ、もう一度しっかりとなぜ自分はやりたいのかということを考えてみようと思いました。そして、取材が一段落ついてから・・・目の前でギターを弾いていただきました。勝手に自分のために弾いてもらってる気分になって、すごくうれしかったです。音を”聞いた”というより”体感した”というかんじです。ぞくぞくしながら、口あけて座ってました。”ギターを弾くことが楽しい。”という矢萩さんの言葉を身にしみて実感。ほんとうに、よい一日でした。

相手に何かを与えなければ意味がない
同行学生記者: 林香菜子(20歳:取材時)
キャリナビに入って初めての取材でしたが、率直な感想は「取材ってこんなに楽しいものなのか」です。このような感想を得られたのは、きっと矢萩さんのお人柄と歩まれた人生、それにすばらしい生演奏があったからだと思います。
矢萩さんは若いころにギタリストを志すことを決めたそうですが、やはり音楽の世界。余りあるほどいるミューシャンののなかで生き残るために、数々の厳しい試練をうけたようです。その試練はベテランミュージシャンに混ざってセッションに参加し、初見ができなくて大恥をかいてほかの人たちに大迷惑をかけたり、ホテルのバーでのバックミュージシャンをして大失敗し歌手やマネージャーに怒られ土下座したり。しかしこのような苦しい経験をしてもギターを嫌いになることはなく、その経験を糧にして練習を積み重ねていったといいます。しかし「練習」という言葉は矢萩さんの中に存在せず、「好きなもの(ギター)と向き合っている楽しい時間」にすぎないのです。「好きこそ物の上手なれ」とはまさにこのことだと思いました。そういうひとたちは試練も試練だという意識がないのですね。
こうして音楽活動を進めていく過程で、矢萩さんが見つけたことは、音楽活動をする「目的」や「使命」だそうです。最初は単に「ギターがうまくなりたい」や「有名になりたい」という気持ちからスタートした音楽活動でも、活動をする上で相手(社会)に「何か」を与えなければ活動の意味がない、と矢萩さんは言い切りました。ライブやコンサートなどで、日常から逃避したいと思って来ているかもしれないお客さんや、自分よりも断然深刻な悩みを抱えているかもしれないお客さんに、ひと時の幸せや安らぎを与えられたら、と考えているそうです。「自分」への投資が、年数を経る過程で「他人や社会」へ還元されないと結局はその投資は無意味であり、自分の欲を満たすためだけの活動になってしまうのです。最近、このような目的をもって音楽活動をしようと考える人が少ないとおっしゃいました。このような社会でミュージシャンを目指す人たちに、「何のために音楽をやるのか」ということを常に考えてほしいそうです。このことは何も音楽の世界だけにとどまらず、全ての活動に当てはまると思いました。
それにしても、お話を聞いた後の生演奏は本当にすばらしかったです。アコースティックギターも初めて持たせていただきました。みんなでギターを持って撮った集合写真がかなり楽しみです。きっと私はすごくぎこちなくギターを抱えていることでしょう。(笑)

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