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学生記者の感想

▼担当学生記者
堀絵里奈(0歳:取材時)

▼取材日
2001/7/1(日)

▼取材時間

▼取材地
ナビゲーターさんの工房「吉田木芸」

▼取材の雰囲気

ヴィトンやエルメスにだって負けてませんよ、日本の手技は。
担当学生記者: 堀絵里奈(0歳:取材時)
想像していた仕事場とは違い、「あら、割合、事務所チック。」仕事場にはお父様、お母様、京司さんの3人が居り、地味にインタビューに突っ込みくれてました。その辺に置いてある作品も(額とか)軽ーく20万~30万はする品物でした。うかつに触れないわ・・・・。ゴミ箱も自分で作って60万ですから・・・・職人さんが造ったら一体おいくらになるのでしょうか?
工房での実演は技術・家庭科の実習を思い出させるような機械を使い、現代的なカンジでした。でもやっぱり細工のそこここに伝統技術は息づいていて釘を使わない接合方法、ノミでしか出来ない細工などが人間の手と勘でしか成りえない技術を感じさせました。
京司さんは学生生活が9年ということで私は大変「うらやまし~」と思ってしまいました~。全体的にお話伺っていて「まぁ、焦んなよ自分。」と悟りましたよ。ホント。会社に一度入ってしまうと「違うな」って思ってもそこから抜け出せなくなる自分がいて自然と世界が狭くなってくる気がします。休みの日でも仕事から離れられなくなったりするともう・・・。結局忙しい忙しいでそのままにしておくと自分も動けなくなる気がして、自分から外の世界を見に行っています。
理屈ばっか並べててもしゃーないやろー、と思って動いていますが行動力とは言えませんねぇ。なんせ足は運んでても地に足はついてないもの、今。
今回見せて頂いた京司さんの生き方から決めつけることなんてない、焦る必要なんてないんだ!というコトを学びました!!

ストレスなんて言葉は今聞いて思いだした。悩みはないよ。
同行学生記者: 石浦陽子(22歳:取材時)
4、、、40万(¥400000)のくず箱!!くず箱?-------→ごみ箱!!この驚きが今でも新鮮だ。いくら伝統工芸品で、手作りの価値あるものでも40万のごみ箱とは、到底私の価値観にはついていけなかった。京司さんに取材に伺ったのに、自宅が仕事場だったために、コメディアンパパとママが横からつっこみコメントをはさむ。なんともにぎやかな、これこそ「アットホーム」な取材でした。
京司さんは4年制大学を卒業後、アメフトがしたくて、別の4年制大学に再度入学。その後、家具専門校で工芸作家としての基礎を学ぶ。つまり9年間も勉強していたのだ。そして今、木工家として父から技を学びつつ、伝統を継承している。何よりびっくりしたのは、「悩みはない」ということだった。なんとも楽観的というか、前向きというか、将来を模索するインタビュアー(私達)と相反する生き方にうらやましく思えた。それは、いつも自分のしたいこと、やりたいことに正直に生きているからなのかもしれない。京都の職人さんを取材するたびに思うことが「足るを知る」というキーワードだ。自分のできること、自分のまわりの環境に順応し、流れや縁みたいなものを大切にして、できるかぎりの中で幸せを追求するといった感じがした。
そして今回の取材で特筆したいのは掘ちゃん(北海道)の「行動力」だった。伝統に携わる仕事がしたいという「思い」を胸に、それに少しでも近付くために「行動に出た」。決断とは実行に移すことだ、と教えられた。したいこと、興味があるなら、まずはその現場に「足を運ぶ」ことが何よりの近道なのだと思った。近くても遠くても、場所じゃない。今どんな環境にあっても、全く違った畑に飛び込むのも自由だ。そんな熱いメッセージを掘りちゃんは行動で私に見せてくれた。

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