▼担当学生記者
戸塚喜美(22歳:取材時)
▼取材日
2001/7/3(火)
▼取材時間
▼取材地
神奈川県藤沢市片瀬376 キャンナス事務所
▼取材の雰囲気
仕事が生きがい。
担当学生記者:
戸塚喜美(22歳:取材時)
取材に行くまでは、とってもやさしい穏やかな人を想像していました。「看護婦さん」という仕事に対する私のイメージからくるものです。私は看護婦さんという仕事に興味を持ちつづけていましたが、それでも、看護婦さんはやさしくなければ出来ない、とか、看護学校に行った友達みたいに強い意志が無ければ、とか、いろいろ自分で理由をつけて「わたしじゃ無理だろう。」と思ってきました。技術や知識は身に付くものであっても、人を介護、看護することの重大さというか、病気を持っている人、体の弱い人、に対して自分がどうコミュニケーションをとるのか、その方がはるかに難しいと思っていたからです。その、私の思いに対して、菅原さんは答えを下さったような気がしています。「弱者に対して、自分が施しを与えようなんて思ったら、そのときから、患者さんは心を閉ざしてしまって、自分の本心なんて見せてはくれなくなるの。患者さんから教えられることのほうがよっぽど多いですよ。」病院という隔離された中、またはお家から出られない方達が、大きい顔して「施し」を与えにやってくる看護婦に、どうして心を開くでしょうか?やってくる看護婦さんに嫌われたら、自分はどうすることも出来ない、という状況の中にある患者さんは、その看護婦さんに嫌われないように、嫌われないようにと気を使って疲れてしまうに違いありません。同じ人間といて普通に接することが出来ればいいのかな、と思いました。思う事と、思いつづけることは違うのですが…。さて、菅原さんご自身はというと、私の想像を打ち破るくらい元気なパワフルなおば様でした。「今、仕事が一番!仕事が生きがい!」とおっしゃっていて、それは菅原さんの顔からも生き生きとした瞳からも分かりました。子育ても、結婚も私の一生の一部分、でも私自身が「菅原由美」として生きていくには、今、仕事をすることが生きがい、と、本当に楽しそうに話しをしていただきました。菅原さんからは「楽しい!」それだけが伝わってきたように思います。