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学生記者の感想

▼担当学生記者
安徳普至(21歳:取材時)

▼取材日
2002/1/16(水)

▼取材時間
14:00~16:00

▼取材地
株式会社アディ@原宿

▼取材の雰囲気
中佐藤さんが仕事をされている原宿のオフィスでお話を伺いました。中佐藤さんが制作された広告を実際に見せていただくこともできました。取材後にオフィスも見学させていただき、今まで漠然としていたコピーライターのイメージが身近になった気がします。

コピーは文学ではない
担当学生記者: 安徳普至(21歳:取材時)
コピーライターといえば、コピーをセンスだけで考えているというイメージを持っていました。しかし実際には、商品の情報を短い字数にまとめることや、どの層の消費者をターゲットとするかなど、ロジカルな作業が必要だということでした。マーケティング的な手法も必要とされる点で、「この仕事は文学部的というより経済学部的かもしれない」とおっしゃっていました。時代のトレンドをつかむためには、日経新聞など、あらゆる情報にアンテナをはっていなければならず、趣味と仕事の境界は曖昧なようでした。相当なエネルギーが必要とさ れる仕事のようです。
オフィスはまさにイメージ通りでした。インテリアの細部にまで中佐藤さんのこだわりがみてとれました。クリエイティブなエネルギーは、あのような場所から生まれるのかもしれません。

センスが必要なのは最後の部分
同行学生記者: 白鳥洋平(21歳:取材時)
コピーライターという仕事はひらめきとセンスがすべてだとおもっていました。実際にお話を聞くとコピーを作る前には膨大な量の情報を集める作業が必要となるそうです。その情報が圧縮されたのがコピーです。必要なのは情報を集める足腰なのだと感じまし た。

同時に30個ぐらいのことを考える
同行学生記者: 安東英之(23歳:取材時)
取材で一番印象的だったのは、自分のコピーライタ-という職業の華やかなイメージとは正反対の地味な作業が多いことでした。一つのキャッチコピーを作るのにダンボール一箱分の資料を調べることもあり、最終的にはセンスも必要だけれど調べることのほうが重要に感じました。これからはコピーを見る際に、その言葉の裏にあるコピーライター達の膨大な調査の跡を感じたいです。

キャッチコピーを見て、俺ならこうすると思うのは誰でもできる。
同行学生記者: 杉山直矢(23歳:取材時)
コピーライターである中佐藤さんの事務所は原宿にあり、オフィスもかなりカッコイイ作りでした。やはり、モノを作る人はモノにこだわるんだな、という印象を受けました。コピーライターという職業は一個のキャッチコピーを作るアイデアマン、というイメ ージを持っていたのですが、話を聞いてずいぶんと違うことがわかりました。まず思いつきのアイデアマンではなく、膨大な資料の中から必要な情報をピックアップし、その情報を集約していく作業により、コピーができる。中佐藤さんがおっしゃっていたように、ロジカルにコピーを作っていく地道な作業が多いということでした。
僕自身、言葉が人に与えるインパクトってすごく大きく、単に友だちと話している時でさえ、言葉を選んでなるべくおもしろい表現をできるように意識します。だから広告でたくさんの人々にインパクトを与えることってすごいことだと改めて思いました。また、中佐藤さんのお話で一番印象に残ったのは、「駅に貼ってあるポスターのキャッチコピーに対して、俺ならもっとこうするなーというのは誰でもできるんだよ。」という話でした。あれは、すでにコピーライターの方がたくさんの情報を集約し、それ を短いコピーにしている。それを見て、こう変えるっていうのは誰でもできることで、0からあのコピーを作り出すことがすごい大変なことだと。言われてみれば当たり前のことなんだけれど、やっぱり「ゼロからモノを作り出すことはすごい」と思いました。
広告に限らず、コピーというのはどんな仕事をする上でもすごく重要なモノだと思います。僕も、人にディープインパクトを与えられるように、たくさんの情報を集約する能力、言葉による表現力に磨きをかけていきたいと思いました。

コピーライター業務の価値はlogicにある。
同行学生記者: 渋谷義貴(21歳:取材時)
仕事の喜びは何ですか?という質問に対して「クライアントの仕事の成功」という答に、プロフェッショナルを感じました。最初は、自分の満足を直接的に感じない、寂しい職業なのかと感じましたが、元々、自分が納得できるまで、諦めず、粘って、考えて、磨き上げるモノですから、クライアントの成功に結びつけば、自分のモノが評価されたも同然なのかも知れない。それも、少数の方からではなく、多数のユーザーからの評価。それを知っているからこそ、直接的に自分が評価を受けなくとも喜びを感じられるのかも知れない…なんとストイックなお言葉でしょうか。自己顕示欲から開放されたスタイリッシュなセンスまでもが滲み出るお言葉です。

結局人なんだよね
同行学生記者: 稲葉綾(21歳:取材時)
コピーライターって才能が大きな部分を占めていると思っていたので、まずイメージが変わりました。出来上がる物はたった一枚のコピーだけど、見えないロジカルな、マーケティングなどの過程によって価値が決まるというのは驚きました。中佐藤さんは一つ一つこだわりをもっている方で、言葉の重みを感じました。オンリーワンワードの、「結局人なんだよね。」人が主体。こういう貴重な出会いを大切にしていきたいなと新たに思いました。

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