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学生記者の感想

▼担当学生記者
白鳥洋平(21歳:取材時)

▼取材日
2002/4/13(土)

▼取材時間
13:00~16:00

▼取材地
高橋さんのご自宅

▼取材の雰囲気
高橋さんのご自宅をお借りして取材が行われました。3時間という長時間の取材でしたがお話がおもしろくあっという間に時間が過ぎました。資料などをたくさん見せていただいたのでお話の内容も非常に理解しやすかったです。

図書館で子供達が探し求めていた資料を見つけてくれるとき
担当学生記者: 白鳥洋平(21歳:取材時)
学校の図書館といえば図書担当の先生が前にいて、おしゃべりをすると怒られてしまう空間でした。しかし、学校図書館が本来あるべき姿とは司書教諭というメディアの専門家がいて、授業などで必要な資料があればそれを探す手助けをします。そして、学習の場(普通授業は教室でやりますが)として教室などと一体化して使うのだとおっしゃっていました。だから、その中で話合いが行われるのは当然のことで、図書館内にそのようなスペースを設けるのが理想だそうです。
高橋さんは以前、慶應幼稚舎の司書教諭を務めていたそうです。子供達が図書館に必要な資料を探しに来て、それを見つけて喜んでいる時が高橋さんの喜びでもあるとおっしゃっていました。ここで大事な事は必要な資料をすぐに与えてしまうのではなく「どんな資料が必要なの」「じゃあ、あそこにその分野の本があるからその中から良いものを見つけて」という風に手助けをする事だそうです。

学校図書館は教育サービス機関だ
同行学生記者: 浜屋公紀子(23歳:取材時)
私の図書館司書のイメージは、受け付けに座って、貸し出しのはんこを押したり、返ってきた本を元の場所に並べたり、、、というものしかなく、私としては、司書という仕事をしたいと思う人の気持ちが理解できずにいました。その辺のことを聞きたいと思って取材に望みましたが、実際は、高橋さんはもっともっと広い意味で図書館というものを捉えていて、司書という狭い区切りではなく、図書館教育ということを考えている方でした。例えば、私の小学校の図書館は、静かに、声を出さずに、かばんを下ろして入る場所でした。
しかし、学校図書館は生徒が自ら興味のあるテーマを探し、それを読み取ってまとめる。さらにプレゼンをして保存することの育成を行う場であるのが理想だとおっしゃっていました。そのためには、図書館にはそれだけのスペースが必要だし、共同制作ができる場が必要だし、最低限のパソコンも必要。欲を言えば、視聴覚ルームのようなものもあったほうがいい。図書館がそういう場所であるということは今までに考えたこともなかったので、かなり衝撃的な取材でした。
司書教諭というのは、そういった教育をサポートする立場でなくてはいけないので す。ただ単に、委員会のときに居て、名ばかりのものではなく。そして、司書教諭こそが学校教育の中で統括するくらいの立場だし、とてもやることがたくさんあって、何かを兼任してやるというようなものではないというのです。
こうして話を聞いていると、なるほどと理解もできるのですが、なかなかこういったことを理解して、拡充していこうとする人が教育の場では少ないのだそうです。高橋さんのような方が、大学で講師をしたり、このような取材を受けたりすることで、少しでも多くの人が図書館教育を理解し、司書教諭を目指す人が増えていくのではないかと感じました。

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