▼担当学生記者
河村妙子(22歳:取材時)
▼取材日
2002/10/23(水)
▼取材時間
15:00~17:00
▼取材地
(株)ドリームコーポレーション本社@六本木
▼取材の雰囲気
バンダナに赤いシャツ姿の林さんに”社長”という固そうなイメージをすっかり覆されてしまいました。ざっくばらんにお話をしてくださり、あっという間の2時間でした。お話だけでなく、実際にベーグルをごちそうしていただいたり、本社のビル屋上から夜景を眺めさせていただいたり、楽しい取材でした。
林さんは、自分の内面からの声にとても正直に生きているんだなあ。という印象を受けました。現在に至るまでに様々な苦労をしていらっしゃるのですが、やはり好きこそものの上手なれ。独立してフードビジネスを成功させたいという夢があったから、頑張れたこと。奥様の支えなど、苦労や努力・出会いを包み隠さず真正面からアツく語ってくれました。その苦労から夢や目標を貫き通すことがいかに大変だったかわかりました。でも自分らしく生きていきたいから、と困難をくぐりぬけ、夢をつかんだ林さんは、自分の生き方にとても誇りをもっておられるようでした。自分を偽って生きていきたくない。私もそう思います。けれど、知らぬ間に周りに流されていたり、他人からの評価を得るために自分を作ってしまうときがあります。
大きな夢ではなくても抽象的なことであっても、自分の内なる声に素直にやりたいことを見つけていきたい。そういった志をもって日々をすごしていくことで、人生の決定的なきっかけやチャンスをつかむことができるのではないか。と思いました。自分は常に自分らしく。当たり前のことかもしれませんが、それに自信を持って生きている林さんに直に出会えたことで、自分は自分でいいんだ!というパワーを貰いました。
苦しくてしょうがないときの自分を、遠くから見守っているように感じました。林さんは一冊の本を読んで、フードビジネスで独立したいと決意されたそうです。そのときの決意をゴールとして描いているからこそ、苦しい時を乗り越えられるとおっしゃっていました。
印象に残ったのは、林さんの奥さんの存在です。自分の夢を一緒にかなえようとしている人の存在を今回の取材で強く感じました。アメリカ留学時代を乗り越えられたのも、支えてくれる人や林さんの夢があったからこそだと思いました。常に夢をもって向かっている強い人を前に、自分ならどう動くのかを考える機会となりました。本当においしい!という想いを多くの人に届けていることに、夢を叶えている人の強さを感じました。
わたしは林さんを取材して、なんてスケールの大きな人なんだろうと思いました。林さんは、大学卒業後は大きな企業に就職して、大きな組織の中で働いていたそうですが、会社に貢献するということは、上司の仕事を引き継ぐのではなく、自分で仕事をつくることだと考えていたそうです。しかし、会社側が求める貢献は、上司の仕事を引き継ぐことでしかなく、それは、結局は人に決められることで、納得のできないものだったとおっしゃっていました。
ベンチャー企業は究極の自己責任が発生するが、自分で考えて、自分で決めて、自分でアクションを起こすことであり、好きだからこそ、楽しいからこそ、すべてを注ぎ込める。究極の自己責任を背負いながら、なんて自由なんだろうと思いました。そして、絶対にこの人は後悔しないんだろうとも思いました。好きなことをやっているから、もし、明日死んだとしても悔いはないと言い切れる林さんは本当に今、現在、輝いている人でした。わたしは、もし、明日死んだとしたら、後悔をいっぱいしてしまいます。わたしはまだ、考えている途中で、決断することもできていなければ、アクションを起こすことなんてまだまだ遠くにある状態にいます。迷っているばかりいる自分、そんな自分に苛立たしさを感じずにはいれません。林さんにはたくさんの夢がありました。わたしも早くこれだと言えるような夢を見つけたいなと思いました。
私はまだ自分の道が見つかってはいません。だからその手がかりとなるような言葉に惹かれます。林さんは自分の道を探るには、<自分理解>が必要だと言います。それには自分が生きてきて、一本の道を歩いていく中で、後ろを振り返ればいい。両親に小さい頃の自分のことを聞く。自分が小さいときに何が好きだったかを振り返る。そうすると自分がどんな人間かわかってくるものだし、向いている仕事もわかってくる。
また、林さんは「好きこそものの上手なれ」と言います。好きな仕事をしていれば、転職するにしてもキャリアアップにつながる。いやいや仕事をやるのでは、そうはならない。自分も好きな仕事だから続けてこられたと。そしてそれは「ありのままの自分」であることなのだと。何も凄いものを目指さなくてもいいのだと思えました。自分の中にある好きなものを引き出して、種をまく。後は努力や辛いこともあるでしょうが、好きならそれを乗り越えて伸びてく。その種を見つけることが、自分の人生に花を咲かす第一歩なのだなと思いました。林さんは花を咲かせまくりで羨ましいです。