▼担当学生記者
田中祥子(22歳:取材時)
▼取材日
2002/10/29(火)
▼取材時間
14:00~16:00
▼取材地
東京音響通信研究所 機材センター@葛西
▼取材の雰囲気
東京音響通信研究所の機材センターにある事務所にて取材をさせていただきました。取材の場では岡本さん他、PAとして活躍なさっている木島さん、高橋さんも同席して下さりたくさんのお話しを聞かせていただきました。
PAという仕事はスピーカーなどの機材はもちろんのこと、アーティストのこと、楽器のこと、ホールのことなどなど…知らなければいけないことがたくさんあるそうです。そして、今までアナログだったものがデジタルへと移行している時期だそうで、75才になる岡本さんも勉強しなければとおっしゃっていました。もう50年以上、音に関わる仕事をしてらっしゃって、それでもなお勉強だという姿にはとても感動しました。
この取材を通して、PAという職業がとても厳しいものだということを改めて認識しました。でも、厳しさも醍醐味もやってみなければ、実際には分からないということも感じました。だから、バイトでも何でもまずやってみようと思います。
取材した岡本さんのお話や話しぶりは、苦労が感じられないほどさらりとしていて、誰だって仕事での苦労はあるはずと思う私にはいまひとつ、つっこんで聞くことができなかったのかな思っていました。そこで尋ねてみたところ、「過去のことは振り返っていても仕方がない。反省はするけれど。常に前があるだけ、前しかみない」と岡本さんは答えてくいださり、苦労を苦労として引きずらない岡本さんの人生観が、見えてきたような気がしました。話しぶりにも「人」が表れるものなのだなと思いました。
また取材の席には音研の社員さん2人も同席していただいたのですが、海を相手とする漁師さんのような意思の強さと仕事への自信、そして、仕事への誇りが感じられ、さすが10人入って2人しか残らないという厳しいPAの世界で20年以上やってきている方々だなと思いました。こちらが質問すると、真剣に答えていただいて、とても嬉しかったです。