▼担当学生記者
藤原佐紀子(21歳:取材時)
▼取材日
2002/11/20(水)
▼取材時間
10:00~12:00
▼取材地
キャリナビ事務所@六本木
▼取材の雰囲気
越島さんは普段は石川県でお仕事をされていますので、今回はキャリナビ事務所で取材させていただきました。日の光で明るいキャリナビ事務所にて、和やかに面白いお話を聞くことができました。
越島さんは生まれながらの大工さんだと思いました。とても大工というお仕事に誇りを持っているように思います。今や、ハウスメーカーの組み立て型住宅が増え、作業自体も大工さんのお仕事は分担されてしまっているそうですが、越島さんはあくまで、家をひとつ作る作業は最初から最後まで手作りでやるというこだわりを持っていらっしゃいました。だからこそ技術がなければいけないと言われ、大工さんの大学にも通われていますし、また、古い民家からも先人たちの優れた技術を学ぶことができるともおっしゃておりました。学ぶ姿勢の熱心さが伝わってきました。
職人って一生勉強で、納得した時点で終わりだと越島さんが言われた時、わたしは今までの自分は納得した自分に甘えていたのかもしれないと思いました。納得したことで自分に満足をして終わりにしないで、更なる向上心を持てるようにしたいと思いました。
とても暖かい方でした。最近では大手のハウスメーカーのわりと手軽で早く立てられる住宅が増えていたり、機械で木材を切ってしまうことは簡単だけれど、やっぱり手作業でやるのは違うということを何度もおっしゃってました。私はその違いをはじめて伺ったので本当に心に残りました。近年、物は形が整っていれば安い方がいい という風潮がありますが、物の作られている過程や長持ちするかどうか、また形になる木についてへの越島さんの想いがあって、職人さんが心をかけて作ったおうちはすごいんだろうなと思いました。機械で作った部材はスポッとはまるだけ、手作業でミリ単位で作った部材はキシっとはまってしまるんだ という言葉も印象ぶかかったです。
また未来の子供達が大工さんになりたいと思ったときに良い環境を残しておいてあげられるように越島さんたちががんばるんだとおっしゃってました。今は技術の変化の過程で使わなくなってしまった道具について知ろうとしたり、昔の技術を後世に伝えていこうと考えられているのにも感銘をうけました。職人さんのつくる手作りのものについて改めて考えました。