▼担当学生記者
楽山仁美(18歳:取材時)
▼取材日
2003/3/3(月)
▼取材時間
13:00~15:00
▼取材地
カフェ「slow」@国分寺
▼取材の雰囲気
取材場所のカフェはとてもゆっくりとした雰囲気で和やかな流れの中、取材が行われました。お仕事や昔の話をしている時の藤岡さんは、とても楽しそうでイキイキとしていて、とてもパワーのある素敵な方でした。
自分に足りない分は人とつなげて満たす
担当学生記者:
楽山仁美(18歳:取材時)
藤岡さんがカフェで担当しているコーヒー焙煎の作業を見せてもらいました。コーヒーを煎るところから見たのですが、藤岡さんが作業をものすごく楽しんでいる姿が印象的でした。火で豆をあぶっている機械を見て、この火をみているだけでも楽しくて全く飽きない!っていってました。藤岡さんは人とのつながりを大事にしていて、好奇心が強いと思います。
疑問に思ったことはすぐに何らかの形で訴えたり、調べたり、好きだと思うものに対しては、躊躇せずまっすぐに向かう人です。とっても生き生きしている人でした。ごく当たり前に飲むコーヒー、このコーヒー豆ができるまで、どんな人、どんなものがどんな風に関っているのか。生産者と消費者のつながりや、カフェを開くにあたっても雑貨、食材の生産者、お店の内装をしてくれる人、色んなところに人とのつながりはあって、ある空間で全く関係のない人同士でも、同じ空間や物を通して、共有することでつながりが生じる。(藤岡さんはオープン予定のカフェもこれを大事にしていると思う。)本当に色んなところに「つながり」があり、そのつながりをものすごく大事にしているのが藤岡さんで、話を聞いて見えないところでも色んなものがつながってんだなあなんて気付かされました。藤岡さんは、とても人と人のつながり(人と物もだけれど)を大事にしています。
最初は、仕事をする上で、自分に足りないものを嫌に思ったらしいのですが、たらなければ、人とつながることで、人ときれいに混ざることで足りないものを満たせばいいのではと思ったそうです。私自身も、人に気付かされたりすることで成長してきているので周りの人がいなかったら今の自分もないなあと思い、人とのつながりで得たものの有難みを改めて考えさせられました。
自分の思いの先を生きたい
同行学生記者:
古閑陽子(21歳:取材時)
藤岡さんは、実は私と2歳しか年が変わらない方だったので、どのような方なのか非常に楽しみにしていたのですが、予想以上に素敵な方でした。ご自身が何故環境問題について感心を持ったのかという経緯を話して下さった折に触れていた、日本の鉱山開発が与えている深刻な影響を聞き、改めて日本がしてしまった罪について考えさせられました。又、今まで環境に興味はあったものの、このような事を知らずに暮らしていたのかと思うと、知らないという事も罪な事だと思いました。これからは、もっと色々な事を知りたいと思いました。藤岡さんは、声高に難しい言葉で環境保護を呼びかけるのではなく、楽く、おしゃれに自然と共存した生活を送られていて、言葉以外の、藤岡さんの存在そのものからも多くのメッセージを発信されていたように思います。そのような取材の中、私の胸に一番響いたのは、周囲が就職活動をする中、単身エクアドルに乗り込み、そこで3ヶ月暮らすという選択をされた時に焦りは無かったのですか?という質問をぶつけた時の藤岡さんの「自分の思いの先を生きたい」というお言葉でした。就職活動や、企業に勤めることが決して悪いわけではないけれど、皆が同じ時期に同じ服装で、同じ事をするのに疑問を感じ、自分が今一番したい事はエクアドルで関わった人々をもっと知る事であったり、問題視している環境に取り組むことであったり、自分について知る事だという事に気が付き、無理に社会の常識に自分を押し込もうとせずに、今を大切にした藤岡さんは、現在好きな事を仕事にし、楽しそうに今の仕事、これからの夢について話して下さいました。「自分の思いの先を描き、そこで生きていく」大きな覚悟が必要なのでしょうが、その分大きな喜びも得られるのではないかと思いました。
スロー=つながりをもつこと、壊さないでつながりを持つこと
同行学生記者:
安井弓(20歳:取材時)
藤岡さんは、一緒にお話していると若さとパワー、そして一生懸命さが伝わってくるそんな方でした。藤岡さんは人や自然とのつながりをとても大事にしてらっしゃいます。コーヒーもカップに入った状態が始まりじゃない。そのカップに注がれるまでの人や自然の力があって、そこの存在している。一杯のコーヒーも、豆を栽培する農場や人びとのことを知ったり、目の前で焙煎される様子が見えたり、あったかい空間がそこにあったら、いろんなつながりを感じながら味わうことができる。とっても素敵ですよね。つながり、という言葉が私の心にはとても響きました。自分には、あったかくて、活気もある、人と人がつながりを感じられるような場をいつか作り出したい、という思いがあることに気づきました。この思いをどんな形で実現できるかはわからないけど、できることからすこしづつ、自分の’やりたい’を実行していきたいです。