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学生記者の感想

▼担当学生記者
青山亮子(21歳:取材時)

▼取材日
2003/4/9(水)

▼取材時間
9:00~10:00

▼取材地
大橋さんの事務所

▼取材の雰囲気
朝早くからにも関わらず、快く取材に応じていただきました。大橋さんの事務所は、シンプルで、とても素敵なインテリアで統一されていました。

箱の中に納まっている人が多いですね。私はそれには逆に違和感を感じてしまいます。
担当学生記者: 青山亮子(21歳:取材時)

これは、大橋さんのファッションについての話になったときにおしゃった言葉です。大橋さんが息子さんの授業参観に行ったときにいつも自分は自分の好きな格好をしていて周りの人は、お母さんらしい格好をしている。「自分もお母さんらしい格好をしてみようかしら。」と思って、お母さんらしいワンピースを選んでみるのですが着て行って「やっぱり自分には何かが違うわ」と思われたそうです。それからは、元に戻して自分の格好で参加されたそうです。

大橋さんの生き方にはすべてにおいて、この精神が貫かれています。世の中的にこうだからではなく、自分はどう思うのかに耳を傾けて、その声に忠実に自分の道を選択しながら生きてこられています。しかもどうやら大橋さんはそれを無意識のうちにやっているのです。いつも素直に心の声を聞くことは自分のことを信じていないと出来ないことだと思います。私は、高校生のときに大橋さんのエッセイを図書館で見つけるたびにどんどん借りていました。読むだけで幸せな気分になって、でもなぜなんだろうと考えたことはありませんでした。今回の取材で、大橋さんが常に自分の声に声を傾けている方でその姿勢がエッセイの中にも出ていたから、私はそんな部分に惹かれていたことに気がつきました。

私は、世の中の常識にとらわれないで、自分の生き方をしていきたいと強く思っています。自分が自分らしくいられる生き方がしたいと思っています。そして、毎日のさまざまな出来事のなかで「自分はどう思うのか。」を考えています。だんだんと自分の心の声が聞けるようになってきて凄く毎日が楽しくなったので自分の毎日の実践のことを文章にして、人にもそのよさを伝えたいのだなと気がつきました。

素直にやれなければやっちゃいけない
同行学生記者: 竹下瑛子(19歳:取材時)

大橋さんは物事に対してとてもまっすぐ向き合っている方だなぁと思いました。例えば、以前に『平凡パンチ』という雑誌の表紙、ピンクハウスというファッションブランドのイラストなどを 手がけていらっしゃったのですが、そのときも、「やりたくない」のではなく、「自分が素直にできない」と思ったからやめてしまったとのことでした。

その際、「いつも心の声に耳を傾けていらっしゃるのですね!?」と伺ったら、「うーん、耳を傾けているというか、 自分では無意識にそうやっているつもりなんですけどね。」 とおっしゃっていて、「自分の心の声に無意識のうちに耳を傾けて素直にいられる人がいるのか!」と驚くとともに、すごく素敵な生き方だなぁと思いました。

私は何かをやっているとき、常に「私はこれで間違っていないよな!?これをやっていて自分は満足できているんだよな!?」 ということをまず“考える”人です。でも自分はそれでいいのかな、と思います。大橋さんは大橋さんでとても素敵だし、私の場合は無意識に自分の心に素直になることが容易にできる人間ではありません。私は考えて考えて必死に自分の心に問いかけて やっと自分の心に素直な状態がわかってくるのです。でも私はそうして考えることが損だとか、嘘ものだなどと思っているのではなく、そうして自分で満足できる結果になっていくのです。

大橋さんも「あなたたちもいろんな方にお話を伺って、いろんな生き方を見ているのだろうけど、その人の生き方はその人の生き方なのですよ。」ということをおしゃっていて、「私はこのやり方でいいのだ。」という確信のようなものをもらえた気がしました。

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