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学生記者の感想

▼担当学生記者
関口よう子(22歳:取材時)

▼取材日
2003/7/8(火)

▼取材時間
14:00~16:00

▼取材地
スワンカフェ&ベーカリー赤坂店

▼取材の雰囲気
取材はスワンカフェ&ベーカリー赤坂店の入っている日本財団ビルのフロアスペースで行われました。 取材中は私たちの質問からたくさんのことを惜しみなく真剣に話してくださいました。穏やかに愛情に溢れたお話をして下さる一方で、時折かかってくる外からの電話には敏腕ビジネスマン時代を彷彿させるような対応をされておりまさに福祉の世界とビジネスの世界の両立をされている方だと感じました。増田さんの経営するカフェは、大変清潔感のある明るさと優しさに溢れた雰囲気でドラマのワンシーンに入った気分になれる場所でした。

他のために
担当学生記者: 関口よう子(22歳:取材時)

増田さんは、61歳にはとても見えないくらい若々しい方で、ビシッとしていて、さすが敏腕ビジネスマンと呼ばれていただけあるなという印象の方でした。しかし、お話を伺っていると、生き物に対する純粋さや、愛情というものに溢れている方でした。

取材中、ずっと目を見て話してくださったため、メモはほとんどとれていないのですが、only one wordは、他の皆さんと同じくなりますが『他のために』です。

私は、この言葉を聞いた時自分自身にすごくしっくりきました。 私は、自分が好きなことを自分がやりたいと思えることを必死で探している時期がありました。今もどこかで探している面もあります。しかし、なかなか見つからなかったのです。よくわからなかったのです。

私は、自分以外の人のためやモノのために頑張っているとき、喜ばせようとしているときが一番ワクワクするし、そんな時の自分が一番好きだなぁと感じています。この思いが直接、仕事と結びつくものではないと思いますが、『他のために』頑張れる自分というものを大切にして、身近なことを積み重ねていきたいと思います。増田さんの言葉を受け,結局は他のためが自分の喜びに繋がっていき、自分のためとなっているものなのだと感じました。

“自”のことより“他”のことを考える
同行学生記者: 石井奈里(20歳:取材時)

増田さんは、あらゆるものへの愛情を持った方でした。 そして、ご自分のことをただ自然体なだけだということを仰っ ていてとても謙虚な方でした。 私から見ると、あらゆるものへの愛情や思いからの行動力が本 当にすごい方なのですが、自然なことをしているだけだと言い 切ってしまう増田さんに圧倒されてしました。 優しさの中にも、“思い”を強く持ち、決めたことはとことん やりぬくという意思の強さも感じられる方でした。

「“自”のことより“他”のことを考える。」 この増田さんの言葉は、「自分のやりたいことがわからない時 には地域ボランティアをやればいい。そうすると、自分のやる ことがわからなくても他人が何をやってほしいかはわかること に気が付く。そして、客観的に自分のやりたいことがわかる。 」というお話に繋がっています。

最近私は自分が将来何をしたいのかが見えてきました。それは 社会との繋がりを考えるようになり、社会に対して何が出来る のか、何をしたいのかを考えた結果、自分のやりたいことがど んどん具体化されてきたのでした。 まさしく増田さんの言葉通りで“他”のことを考えたときに自 然に自分自身のことが見えてきたのです。この増田さんの言葉 は私の最近の気づきに自信を持たせてくれるものとなりました 。

増田さんは私利私欲を求めると絶対に失敗するが、人のため、 社会のためを考えると自分自身の幸せに繋がるという揺るがな い思いを持った方でした。そして増田さんご自身が毎日幸せを 感じながら生きていらっしゃることが素敵でした。

私が一番すごいと感じたことは、愛情いっぱいの環境で育って きてその愛情の大切さを一番に考えていらっしゃることです。 愛情がない環境にいたり、悩みをもったからこそ、本当に愛情 の大切さや、心の痛みがわかったりするものだと思いますが、 増田さんは子供の頃から愛情に包まれて育ってきたそうです。 その自分の幸せを見過ごさないという点が、実際はとても難し いことである気がするのです。

私は、まだまだ人のことや社会のことを常に考える意識を持つ ことが出来ていないと感じています。自分のことばかり考えて しまったり、当たり前の日々の幸せを見過ごしている時がある と思います。このような生き方はとてももったいないものであ り、増田さんのように自分のことより先に人のことを考えなが ら、日々の自分の幸せを感じていけたらいいなと思いました。

「自分がやりたい事がわからない時は、まず人がして欲しいことをしなさい」
同行学生記者: 原田悦子(23歳:取材時)

これは、「今の若者は自分のやりたいことが分からなくて、悩んでいる人が多いと思うのですがその子達にアドバイスはありますか?」と聞いて返ってきた言葉です。増田さんは自分の事しか考えなかった時はたいてい失敗したそうです。例えば、好きな女性がいて「もっとやさしくして欲しい、もっと自分の気持ちをわかって欲しい」と自分の幸せばかり考えている時は上手くいかず、別れた後に一人よがりになってい たと後悔したそうです。仕事の面でも、自分の成功ばかり考えている時はたいてい自分が見えなくなっているから失敗するそうです。

「まず人の事を考える。自分のやりたいことが分からないなら考えていても分からない。まずは、人の要求する事をどんどんやる。そこで不思議と自分のことも客観的に見えてくるようになる。自分の事より他人の為を先に考えると、必ず迷ってる状態から脱出できるよ。」とおっしゃってました。これは偽善的ないみではなくて、自分のやりたい事や社会での役割を考える上で自分の枠で”自分”というものを考えていても分かるはずありません。人と接し、人に写った自分を客観的に見る事で、初めて本当の自分が見えてくるかもしれない。だから、行動するんだ、動くんだと私の背中を押しました。

私は、3月から頭で自分自身について本当に一生懸命考えました。 でもそれは「自分から見た自分」であり、人に「原田さんはこういう人だよね。」と言われたりする事が、いい事も悪い事もすごく新鮮でした。そして、自分で自分を認めるより、何かをして人から感謝されたり認められたりするほうが嬉しいし、自分の自信につながると感じました。同時に人に否定された時は、どうしようもなく落ち込みました。

この言葉がヒットしたのも、最近人と接する事を考える上で客観的な自分を発見できたからだと思います。客観的に自分を見るためにも、行動しながら考える事が私にとっては今大切だと感じました。でも、時には立ち止まる事も必要です。そのバランスが今後の課題です。

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