▼担当学生記者
安井弓(20歳:取材時)
▼取材日
2003/7/30(水)
▼取材時間
14:00~16:00
▼取材地
ベーカリー&レストラン木の子@湘南台
▼取材の雰囲気
ベーカリー&レストラン木の子は、少し小道を入った隠れ家のような場所にあります。お店の中は、ほっとするような懐かしい雰囲気があります。取材は、この店内で行われました。
お店を経営していらっしゃる高木さんは、お忙しい日中にもかかわらず、取材をする私たちに気さくに応対してくれました。そして、ご自身の考え方や生き方について真剣に語ってくれました。
高木さんは「何事にもめげない」とご自身でおっしゃっていたように、少しでも可能性があれば諦めない意思をもっていると同時に、落ち着いていて、親しみやすい雰囲気を持った方でした.
剣道を続けられる可能性が完全に閉ざされても、それを事実として、受け止めできることを考えたり、何事も後悔ではなく、「自分が何か悪かったんだ、足りなかったんだ」と認めて、次の行動できるところに高木さんの強さを感じました。私もそんな姿勢を見習いたいと思いました。
また、周りの方を大切に思いやる高木さんを見て、改めて「自分」は「周り」があってこそなんだということを感じさせられました。
心に残る言葉がたくさんあり、選ぶのに迷いましたが、オンリーワンワードは「しかられることは財産だ」にしたいと思います。しかられることは気分のいいものではありません。しかし、しかってもらって気付くこと、自分の弱さと向き合うこともたくさんあります。自分が失敗したり、嫌なことが起こっても、自分ができなかったことを認めて、次にどう改善できるかをしっかり考え、実践していきたいです。
これ、努力という言葉の本質を突いているなぁと 私は感じました。
確かに、結果が出なければ周りはついてこない、ビジネスの世界では常識だろうし、その意味も私たち学生よりずっと重たいものだと思う。
高木さんも、不味いといわれて客が来なくなったら 生きるということが成り立たない。だから、自分が得たいと感じている自分の為の結果に拘って自分の為に努力するというのは本当に大切なことだと改めて感じました。人に努力を認められたい と思うから、結果が出ないと苦しいし、言い訳がましく なるのですね。。。
しかし、中には結果が出ない状態が続きながらも努力している 人もいると思います。高木さんは努力していれば状況は良くなる、助け舟が現れるといっていました。しかし、私はそうでない場合も現実にはあると思っています。自分がやっていた競技では そういう人が沢山いました。それはもしかしたら戦う対象が間違っているのかもしれない、求める成果の程度が高すぎるのかもしれない。
私が今ここで自分が経験したボート競技という範疇でしか 判断できていないので、言い切ることに抵抗はあるのですが、 結果が出ていなくても、私は彼らを尊敬していました。 でも尊敬していたのはやはり高木さんが言っていたように、 彼らは自分の為にやっていて、努力したのに結果が出なかった というようなことを言わなかったからだと気づきました。 自分が拘りたい結果の為に傍目から見たら信じられないくらい の努力をしている彼らは輝いていました。
その意味で、結果だけでなく、結果の出ていない努力にも、 人は集まるのでは?と感じました。あくまで、スポーツの 世界・さらに私の主観的な考えですが。 また、きっとその努力に人が惹かれて、助け合うことで結果 が出ることもあるだろうと思いました。