▼担当学生記者
竹花さやか(21歳:取材時)
▼取材日
2003/9/3(水)
▼取材時間
14:00~16:30
▼取材地
新潮社 本館 @神楽坂
▼取材の雰囲気
取材は新潮社本館の小さな会議室の様な所で行われました。最初はみんな緊張気味でしたが、後藤さんは私たちの渡した名刺を座っている順番通りに並べ、名前を読みながら顔を見て話してくださったので、緊張も和らぎました。
後藤さんの穏やかな口調も手伝って、和やかな取材でした。
取材中、後藤さんは何度も「本が好き。」とおっしゃって いました。今の職業に就かれたのも、ただ純粋に本が好き という気持ちがあったからだそうです。それは子供のころから ずっと変わらず、現在にいたっていらっしゃる方でした。 また後藤さんは今でも、中学時代の友達と交流がある そうなのですが、「興味のあることは、その当時と変わら ない。」とも言っていました。自分が子供のころからずっ と一つのものを好きでいられるというのは、凄く素敵だと 思います。
好きなことを仕事として選ぶというということは、それを純粋に 楽しむのではなく、仕事という視点から見なければならなくなる、 見てしまうようになる、ということなのですね。このことを改めて考えさせられました。
この言葉は、取材の終わりの方に後藤さんがおっしゃった言 葉です。後藤さんの生き方とこの言葉が密接につながっている というわけではないのですが、なぜだか心に残りました。なぜかと考えると、後藤さん自身の声がきこえたような気がしたか らなのだと思います。
「気づいたら本を読んでいた。何で好きなのかは、 分からない」とおっしゃっていましたが、本が好きだから 本の仕事がしたかった。と本当に自分に素直に進んで いると感じました。何も考えてなかっただけ。」と謙遜されていましたが、 好きなものに何も考えずに進んでいける姿は、 とてもカッコよく見えました。どうやったら、こんなにも自分の「好き」に素直に なれるのかと、また自分の「好きなもの」についても 考えさせられました。