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学生記者の感想

▼担当学生記者
石井奈里(20歳:取材時)

▼取材日
2003/9/7(日)

▼取材時間
14:00~17:30

▼取材地
ナビゲーターさんの自宅のリビングルーム@相模原

▼取材の雰囲気
子育てを大切になさっている小俣さんの生活観の溢れる素敵なお家でした。表情や言葉遣いにとても優しさ、愛情がこもった方で私たちの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。特にお子さんのお話をなさる時はとても表情が明るくイキイキと夢中になってお話をされていました。そんな取材中の姿からも素敵な生き方が感じられる楽しい取材雰囲気でした。

仕事に“夢”や“生きがい”を持てないときが一番辛い
担当学生記者: 石井奈里(20歳:取材時)

この言葉をを伺って『夢』や『生きがい』の大切さを感じました。また、私が将来仕事をする際に考えていた理想も『生きがい』を持って仕事をするということなのだと改めて気が付きました。 今現在お子さんの成長という『生きがい』をもちながら、子育てとお仕事をされている小俣さんはとてもイキイキされていて、その両立をバランス良くとっていらっしゃって魅力的でした。私もやはり『生きがい』を持つことは忘れたくないと思いました。

いろんな職場の方からお話を伺う中で私が最近感じていたことは、仕事を持つことで生きることが楽しく感じられることが実際にあるんだということで、今は働くことへの期待が出てきています。 しかし、その一方でそれだけ働くことが楽しくなり、生きがいとなったときに、女性は家庭をもつことにより仕事が犠牲になることがあるのではないかという仕事と家庭の両立について考えることがありました。そして、その犠牲を考えると特に女性は結婚や家庭を持つことへの不安を持たざるを得ないと感じていました。

しかし、小俣さんのお話から女性だからこそ出来る、自分の感性を生かして子育てを出来ることの喜びや、子どもがまだ小さくて母親を必要としている間は100%で子どもと向き合っていたいという姿勢をとても魅力的に感じることが出来ました。それだけ魅力的だったのは、本当に楽しんで子育てをされているのがお話だけでなく、お子さんのお話をされるときの小俣さんの表情からも表れていたからだと思います。そして、結婚や家庭を持つことも仕事を持つことも共に生きていく中で喜びになるものなのかなと思うことが出来ました。どちらかが犠牲になるという考え方ではなく両方を通して『生きがい』を見出すことが出来るのだと思いました。

また、子育てに対しても、仕事に対しても「自分を生かす」ということを大切にされている方でした。女性の感性、消費者の感性、自分の経験を生かして人のためになることをしたいという思いがある方で、私もその考えを参考にして、生かすための「自分」を磨いていきたいと思いました。

夢や生きがいを持てずに働いていた時が1番辛かった
同行学生記者: 伊藤陽平(22歳:取材時)

小俣さんはご結婚される前は日清製粉で働いていらっしゃいましたが、結婚されて退社される前の約2年間は会社の方針で「とにかく商品を開発しろ」と上からいわれ、ひたすら商品を開発していたそうです。それまで、開発する商品1つ1つに愛情を込めていたのが、だんだんと愛情を込めて商品というのを開発できなくなってしまいました。 小俣さん自身、そのことに対して疑問を抱かずにはいられず、「何のために働いているのか」ということを考えるようになり、そのときがやはり1番辛かったそうです。

現在では、子育てをしているかたわら、高校生や大学生を対象にスポーツ栄養のご指導をされています。スポーツ栄養というのはもちろん一般概論的なこともありますが、基本的には相手によって全く必要な栄養や食事メニューは違うので、「1対1」の仕事であるそうですが、小俣さん自身は「1人1人に集中できる」ことによって、今はとても活き活きと仕事ができているそうです。

どんな仕事をする時にでも「夢」や「生きがい」を持って仕事をすることが大事なんだなと本当に思えます。今回の小俣さんのお話を通してそのことを再確認できました。

また、とても印象にに残っているのは、「女性の社会進出」と「食生活の変化」です。そして今までは専業主婦の形態が多かったので女性が家事という考えが当たり前でしたが、これからの時代は、女性も社会に出て対等に働くようになったのだから、男性もしっかりと育児や家事の手伝いをするなど「女性のフォロー」をしていくべきであると小俣さんのお話を伺い思いました。

忙しくても心を込めることはできる。心を忘れないように
同行学生記者: 川上絵里子(22歳:取材時)

小俣さんに実際にお会いした印象は、子育てや今のお仕事を本当に楽しまれている方だな、というものでした。お子さんのお話をするときなど、本当に生き生きされていて素敵でした。

お話の中でも「忙しくても心を込めることはできる。心を忘れないように」という言葉が心に残りました。 たとえ忙しくてコンビニのお弁当を買うしかないお母さんでも、それをそのまま出さずに、お皿に盛るだけで違う、と。これは、食事に限ったことではないと思うのです。 考えてみると、私は all or nothing の傾向が強い人間で、できる範囲でがんばるという意識に欠けていたように思えます。 このお話を伺ったとき「なるほど」と思うと共にall or nothing というのは結局はわがままなだけなのだと感じました。忙しいということであきらめてしまうのではなく、忙しい中にもできる範囲で心を尽くす、という考えは、私にとって新鮮な考え方でした。

心の栄養
同行学生記者: 佐上浩子(21歳:取材時)

心の栄養とは、愛情です。忙しい中でも、コンビニで買ってきたものをそのまま出すのではなくて、ちょっと工夫をする。ちょっとしたことだけど心を込める。愛情を与えることで、周りの人だけでなくて自分も幸せになれる。 小俣さんは子供やご主人、周りにいる人、そしてご自身をも幸せにできる、とても素敵な女性だな、と思いました。

また、小俣さんのお話を聞いていて、一番に私は子育てがしたい!と思いました。二人の子供の話をする小俣さんはとても生き生きしていました。「さっきできなかったことができるようになってたりする、その成長を見ることができる喜び」「100%子育てをできているという幸せ」があるから、体力的につらくても、育児はやりがいがあって楽しい。小俣さんのそんな幸せそうな言葉を聞いたとき、自分の親も含め、世の中のお母さんはみんなこんな気持ちになったのかな、自分もそんな気持ちを味わってみたいな、と思いました。

そして、「どんな仕事も‘やりがい’さえあれば、体力的に辛くても、がんばろうと思える。仕事の中に夢を持てないときは一番つらい。」という言葉は、仕事、家庭、その中でいろんなことを経験してきた小俣さんから聞くからこそ、私の心にとても響くものでした。

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