▼担当学生記者
武田元子(21歳:取材時)
▼取材日
2003/10/11(土)
▼取材時間
14:30~16:00
▼取材地
ナビゲーターさんのオフィス@渋谷
▼取材の雰囲気
水口さんのオフィスはさまざまな団体が入っているオープンオフィスでした。その一室で客間のようなものがありそこで行われました。お部屋はカラフルでお洒落な雰囲気でした。
これは競技を教える上で愛情も一緒に感じられるような指導をスポーティーワンが行っているから出てきた言葉だと思います。
私自身これからどういう道に進むか確かではありませんが、どんな職業であっても(それが教師という限られた枠でなくても)子どもから見ればそのうち大人に見えるようになるのだと思います。その時、職業で子どもと接する機会がなくても、何か関わりを持ったときに、大人と言われる人が愛情を持って子どもを含めみんなに接する事ができれば、それを見て育った子どもが大人になった時、愛情を持って回りに接する事ができると思います。
これはキャリナビの代表であるゆかりさんが「自分が輝けば良いアウトプットができるし、良いアウトプットをできれば自分が更に輝く」とおっしゃっていたサイクルにとても似ていると思いました。私もさらに自分が輝けるようなことをこれから探して行きたいです。
また、水口さんは逆境をうまく利用していらっしゃる 方だと感じました。私自身、体育の家庭教師が必要な 事自体、今の教育システムが持っているゆがみのように 感じてしまいます。しかし、そこから生まれる体育の 家庭教師で教える事を通して、子どもに出来る喜び、 一人一人をしっかりと見つめ、客観的に子どもが自分を 知る機会に変えているからです。
取材中に何度も水口さんの口から出てきた言葉です。指導している子どもたちに、野球部時代の自分に、起業していたときの自分に、現在の自分に、これから社会に出る若者に、それら全ての対象に投げかけられていた言葉だった気がします。
水口さんのお仕事は、スポーツの家庭教師として子どもひとりひとりに合ったスポーツ指導をすることですが、その裏に隠された意図は 「何があっても最後まであきらめない気持ちを身につけさせる」ということでした。
その子が苦手とするスポーツの技術を教えるだけではなくて、目標に向かって苦しくても挑戦する姿勢、たとえ夢が叶わなくてもそこまでがんばった過程や気持ちを教える。早い段階で子どもにそれをわからせてあげれば、将来自分の意志で夢を選んで、それを達成するために努力することができる。
水口さんはこのように考え、子どもの人格を育成するための手段としてスポーツ指導を捉えていました。
実際に水口さんご自身も、この「あきらめない」気持ちをかたくなに持ち続け、今までやってきました。
野球部にいたとき、ちょっとのことで監督から殴られたり蹴られたり、何度も「帰れ」と言われたりしたけれど、それでも最後まで続けた。起業するとき、苦しくて何度も辞めようと思ったり、自分の道に確信がもてずに悩んだりしたけれど、それでもここまでやってきた。
このように見てくると、水口さんの生き方と子どもへの教育理念がつながっているように思います。水口さんご自身が「あきらめない」気持ちの大切さを身をもって感じているから、子どもたちにも同じようにその気持ちをもって生きてほしい。だから自分が教えたい。これこそONLYONE、水口さんだからできること、水口さん独自の切り口だと思いました。
そしてこの「あきらめない」気持ちが生まれる前には、その目標に対する思いの強さが大切だとおっしゃっていました。思いが具体化されていたら、その実現過程が少々苦しくても逃げずにやっていける。
今日の取材を通して、またひとつ大人のひとから勇気をもらった気がしました。
「好きなことには全力で」
「自分が本当にやりたいことだから、苦しくても妥協しない」
もはやありふれた言葉だけれど、これを徹底するのは難しい。すごく辛いし、しんどいし、苦しい。でも、それから逃げずに苦しめる人が夢をつかむ人なんだ。夢をつかんで、いつまでも幸せでいられる人。 私はそうなりたい。好きなことをして生きていく人生を手に入れたい。 だから、大いに苦しもうと思った。自分が納得できるまであきらめないで大いに苦しむ。
がんばりマス。
水口さんがスポーツの家庭教師をやっている一番の思いです。このように、この言葉だけ書くとあたりまえのように思われてしまうかもしれませんが、子供達のためにという意識が本当に、本当に強い方でした。水口さんはご自身を決して組織のトップとしてやるような性格ではないとおしゃっていました。でもこの事業は強い思いがあったから自分から始めたのことでした。なぜこんなに子供に対して思いがあるというと水口さんは自分が子供の時の環境が、すごい恵まれていたと考えていて、いつも一緒に遊ぶ人がいて本当に楽しくそういった自分の環境と照らし合わせて考えた時現在の子供達の環境は悪化していてこのままでは 子供がかわいそうだという思いが強くあったとのことでした。
それと子供にスポーツを通して目標を達成する喜びやを教えたいまた褒めたり、子供と真剣に接してあげることでその子のいい所を発見してあげたいとのことでした。
でも今ではこんなに御自身の思いに確信を持って進んでいるいる水口さんも当時は自分に何が向いているのかを悩んだとおしゃっていました。
僕は最近自分が何に向いているのかや自分の社会で戦うための武器は何なのかを考えるのはあんまり意味がないように思ってます。もとからスキルや武器なんてものは自分には何もなくそのようなものは自分が本当にやりたいものがあればそのスキルを死ぬ気で身に付けようとすると思いまいます。
それに自分についての、このようなことの回答は明確にはでないようにも思います。
一番大切なのは「何がやりたいか」
何が出来るか、出来ないか、向いてるのか、向いていないかとかじゃなくて「何がやりたいのか」何を死んでもやのかその決意さえあればいいんだと思いました。
この言葉は、どうしたら子どものやる気は引き出せるのかと聞いたき出できた言葉です。今の子どもは家族や学校からあまり愛情を受けていないという事を水口さんは問題だと感じていて、ほめられたりする機会が少ないので自信が持てないでいる子が多いとおっしゃっていました。なので、ほめてやるとすごいニコニコするそうです。どんな子どもにもいいところは必ずあって、そのいい部分を見つけるコツが、些細なしぐさや言葉から「一瞬を見逃さない」ことです。そしてほめてやる。するとお互いにいい関係が築けるそうです。
子どものいいところを認めてやれる大人の存在はすごく大事だと思いました。ほめられることで子どもは自信を持ち成長することができるだけでなく、その子が大人になった時同じように子どものいいところを 認めてやれる大人になって…というようにいいサイクルができれば、と水口さんはおっしゃっていました。
最近、自分の子どもをペット化する親が増えてきていると言われています。着せ替え人形のように楽しんでいたり…言うことを聞く子どもだけが「いい子」ではないんです。こんな風に思っている親たちは子どもの将来を真剣に考えているのでしょうか?この話をそんな親たちに聞かせてあげたいと思いました。
今日は教育について深く考えさせられる取材でした。今の子ども達に対する水口さんの強い思いが聞けて本当によかったです。お話を聞いたことで自分が教育に対してこんなに熱くなれるとは思いませんでした。