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学生記者の感想

▼担当学生記者
浅見紘子(21歳:取材時)

▼取材日
2003/11/9(日)

▼取材時間
14:00~16:00

▼取材地
麻布十番のカフェ

▼取材の雰囲気
取材は平松さんお薦めの麻布十番のインド料理店で行われました。平松さんはとても柔らかい雰囲気を持った素敵な方でした。でもその雰囲気の中にもしっかりと「自分」を持っているという強さも感じました。そのギャップや、お仕事の話の深い部分などをお聞きして、少し戸惑ってしまう場面もありましたが、それも含めていろんなパワーをもらった気がします。

絶対に迎えに来てくれると信じていた
担当学生記者: 浅見紘子(21歳:取材時)

いろんな思いをもらって、やはりカウンセラーというお仕事は生半可な思いでできるものではないと改めて感じました。それでも平松さんは「だって私はこの子が好きだから」と言い切ってしまっていて、それが全てのことの原動力になっているのだなと強く感じました。私はあんなにも人を信じることができるだろうか、人を好きでいられるだろうかと正直考え込んでしまいました。

そう思いながらお話を聞いていたときに出てきたのがこの言葉でした。私も保育園のお迎えは最後のほうでしたが、平松さんと同じように自分の親が迎えに来てくれると信じていたことを思い出しました。親を無理やり信じようとしているというのではなく、もっと自然に信じて待っていました。人を信じるってああいう感覚かぁ、と妙にあったかい気持ちになりました。成長してくる過程でいろんなことがあって、人を自然に信じるという感覚を少し忘れてしまっていたのだと思います。これから人と接していく時にこの感覚を時々思い出したいと思います。そうすれば今よりも構えずに人と接していける気がします。

心理の仕事に就きたいと思っている私にとって、平松さんとの出会いは本当に大きいものでした。カウンセラーにはどうやったらなれるか、ということよりももっと本質的な部分を見せてもらったと思います。

隣にいさせてくださいという感じなの
同行学生記者: 花房吾早子(19歳:取材時)

「人の気持ちをわかってあげたり問題を解決してあげたりと、人に尽くしてばかりいて負担に感じることはありませんか?」という質問をすると、平松さんは「私には“~あげる”って気持ちがないの。“~あげる”っていうと、上から見ている感じだよね。でも私はそういうタイプの心理士じゃない。“隣にいさせてください”という感じ。連れ添う、寄り添う心理士なんじゃないかな。」とおっしゃっていました。

これを聞いたとき、私はハッとさせられました。「やっぱりまだまだ私は、“人のため”が“自分のため”になってないんだ」「どこかで傲慢になってるんだ」と気づきました。その証拠に、先日、私を受け入れられないという友人の発言を耳にしたとき、「今まであんなに話を聞いてあげたのに、調べてあげたのに、喜んであげたのに」と少し思っている自分がいました。「なんて自分は傲慢なんだろう」と頭ではわかっていても、心ではどうしても裏切られた感が抜けない日々を過ごしていました。

でも、今日平松さんのお話を聞いて、“傲慢になっていた自分”を認めようと思いました。当時は「この子のために色々協力してあげることが私のしたいことなんだ」と思っていました。でも、ただそう自分に言い聞かせていただけで、どこかで「私がこれだけしてあげてるんだから、私はこの子に受け入れられて当然」と上からその子を見ていました。そんな自分を今しっかり受け止めようと思います。そして、自分と人との関係をもう一度見直してみようと思います。

心を感じ取る
同行学生記者: 露谷理香(21歳:取材時)

不思議なくらいに、平松さんは人の心を感じ取れるかたです。「この子、傷を持っているな」と感じた子にはお腹に話しかけるそうです。すると、お腹が答えてくれるらしいです。物理的な会話じゃなくて、精神的な会話ってあるのだと思いました。心は不思議だとますます感じました。実体が、ない。けど、ちゃんと伝わっている。見落としがちだけど、大切にしたいです。自分のこころも他人のこころも、丁寧に感じ取れるようになりたいなぁと思いました。

私たちがナビさんに会って「かっこいい」と思うのはその人の容姿ではもちろんなくて、その人の言葉でもなくて、結局はこころに対してなのではないでしょうか。その人しか持ち得ないこころ。それがエネルギーなり、オーラなり感じられるのだと思います。自分もかっこいい大人になるための一歩として、こころの部分を大切にしたいなと思います。

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