インターネットのお仕事人辞典 トップページ > インターネットのお仕事人辞典(R) > ナビゲーター:露木光明さん[指人形作家]> 学生記者の感想
学生記者の感想

▼担当学生記者
雨谷康子(22歳:取材時)

▼取材日
2004/3/12(金)

▼取材時間
10:00~13:00

▼取材地
露木さんのご自宅兼絵画教室

▼取材の雰囲気
露木さんのご自宅の脇にある絵画教室で取材をさせて頂いたのですが、教室内には笑吉人形や子供たちが描いた作品などが飾られており、楽しい気分で取材に入りました。露木さんは穏やかな話し方をされる方で、終始和やかな雰囲気で取材が進みました。また人形の話をされる時はすごく嬉しそうで、取材後もパフォーマンスを見せてくださったのですが、それもいそいそと準備されて楽しそうで、本当に好きなんだということが伝わってきました。パフォーマンスも思わず笑ってしまう内容で私達を楽しませてくださいました。

50を過ぎて天職が見つかった
担当学生記者: 雨谷康子(22歳:取材時)
 私は社会に出る前の今の時期に、将来の選択を間違ってはいけないと 思い込んでいるところがあり、今、自分の天職が何なのか見極めなければ、と焦っていました。(考えてみれば、そんなにうまいこといくわけないのですが…)露木さんのこの言葉を聞いてかっこいいな、と思ったのと、「50を過ぎて…」という言葉に、人生って長いんだよなぁ…と思いました。社会に出る前の今の時期、確かに将来の道を決める時です。しかし、選択に正解、不正解があるのではなく、たとえ自分にしっくりこない仕事を選んでしまったとしても人生それでおしまいなのでもなく、先はずっと長い。見つけなきゃ、という焦りと不安だけが渦巻いていたけれど、少し冷静になりました。それと、あまりに見つけよう、見つけよう、とすると変な思い込みなども出てきて、自分の素直な感情が見えなくなってしまうかも、と思います。職業を見つけようとするのではなく、自分はどうしたいのかという本心を見つめようと思います。  それから、露木さんの「好きなことを辞めないでずっとやってたから 今の仕事(天職)を見つけられた」という言葉に、やはり天職は自分の”好き”の延長線上にあるものなのだと思いました。そして「継続は力」という言葉を聞いて、私は何事にも諦めが早いので、少しは続ける努力と根性を持とうと思いました。

ばかばかしい笑いが今は大事
同行学生記者: 岩佐佳代子(24歳:取材時)
露木さんは、笑吉人形をつくることで人を楽しませたい、笑わせたいという思いがあるため、日々の生活で笑いを大切にしています。人形を作るようになってから、変にこだわったり、頑固に貫かないで、気楽に生きるようになったのも、自分に素直に生きているからだと思いました。笑吉人形を作り続けている理由に、最近のおじいさんがさみしく見えて、そんな人に元気やエールを送りたいという気持ちと、露木さん自身もこういうおじいさんになりたいという理想像もあると話していました。人形を作ることは好きな仕事で、楽しみながらされている中でも人形に対する思いをはっきり持っているところが、すばらしいと思いました。

絵をやめたら、取り柄が何もなくなってしまう気がした
同行学生記者: 秦由梨加(22歳:取材時)

露木さんが縫製業を続けながら絵を描いては出展していた時代、絵画ではなかなか自分の能力が花開かないことに葛藤を感じておられたそうです。しかし、それでも絵を描くことをやめなかったのは「やめたら取り柄が何もなくなってしまう気がした」からだそうです。露木さんはさらっとおっしゃったのですが、「取り柄がない」と自信をなくしてしまうのは、自分にとってみたら死ぬほど恐ろしいことです。自分は何かしら取り柄があると思うからこそ、生きていられると思うぐらいです。何かに秀でたいと思っていて、それでもなかなか花開かないとき、それは本当に苦しい時だと思います。けれど、露木さんが繰り返しおっしゃったのは、「本当に好きなら、やめないでやり続けること、作り続けること」でした。今では「笑吉人形でやりたいことがすべて出来る!」と言い切れるほどに、やりたいことの幅ややれることの可能性をどんどん広げていらっしゃるのが伝わってきました。自分で作った指人形でパフォーマンスしているときが、時を忘れるほどに楽しいと笑吉人形を語り、動かす露木さんは本当に楽しく誇らしそうに見えました。

露木さんのそんな表情を見ていて、私には果たして続けてやってきた取り柄とがどれだけあるだろうと考えました。ピアノも歌も習字もフランス語も・・・習っていたものは、「ちょっとかじってつまずいてはやめる」ことを繰り返してきたんじゃないかと思い当たりました。そのとき私は「きっとこれは私に合っていなかったんだ!」と納得していましたが、結局は小さなつまづきを乗り越えようとしないで、別のものに刷り変えてきただけだったのです。でもそれではいつまで経ってもフランス語を理解したり、奥深さにふれることはできないし、ましてや使えるようにはならないんですよね。何かを一つものにしようと思ったら、片手間ではできないし、集中してやらなければ自分のものにできないのだと今更ながら痛感しています。そして、小さいことでも一つ一つを丁寧にやっていくことで、自分の幅を広げ、可能性を広げることになるのだということを、露木さんに出会って実物大で感じた取材でした。

自分から表現を取ったら、取り得がなくなくなる
同行学生記者: 前田奈津(22歳:取材時)

意識しなくても自然とそれをしてしまうとか、それをせずには、またはそれがないと自分が自分でいられないもの。それがその人にとっての基幹なのだと思いました。露木さんの場合はそれが表現でした。好きだからこそ、絵を描き続け、絵画・工作教室で教え続けることが出来たとおっしゃっていました。しかし、満足のいく絵が描けず、教室で教えるのも楽ではなかったそうです。それでも続けてきた。その積み重ねが、運命とおっしゃる笑吉人形との出会いにつながっていったのだと思います。

露木さんにとっての表現に当たるものが、私の中にあるだろうかと考えてしまいました。漠然ながら、好きだなと感じることはありますが、これがなければ私が私でなくなってしまうんだ、というくらい強い思い入れのあるものではないような気がします。でも自分にとっては当たり前のことだから、そう感じてしまうのかなとも思います。私が私であるために欠かせないものは何だろう?これを考えて生きたいと思いました。

くだらない笑いが一番大事
同行学生記者: 松崎隆(22歳:取材時)
想像していたものより、笑吉人形は大きくて、表情がとても細かかったのに驚きました。人形の方に目を向けるとなかなかそこから目を離す事ができなく、取材中にも関わらず見入ってしまいました。そんな人形が露木さんの手にかかると魂が入ったように動きだし、色々な表情を出す事が可能なのにもまた驚きました。なにより、それを一番に楽しんでいる露木さんが印象的でした。  オンリーワンワードは“くだらない笑いが一番大事”です。何故自分の軸を持って、やりたい事を見つけるのか。それはやっぱり人生を楽しみたいからだと思います。好きな事をやりがいを持って仕事としている大人は、人生を楽しんでいるように見え、とても魅力的です。そういう意味で、笑いを大事に、人生を楽しく過ごそうというこの言葉に反応しました。先の目標の為に苦しい時期を過ごす(例えば受験)という事がありますが、人生は1日1日が繋がり、積み重なってできたものと考えた時、1日1日を大切に、楽しく過ごしていかなければならないものだと思いました。

インタビューの感想
記事を読んだら、感想を送ろう!!(ぜひ、お聞かせください)
学生記者の感想

もっと調べる
露木光明さんの本があるか調べる

他のナビゲーターを探す
フリーワードで探す
全ナビゲーター一覧
もっと詳しく探す

キャリナビ・インタビュー本

購入する
出版への思いを読む

購入する
代表の前書きを読む

キャリナビ・心に響いた
オンリーワン・ワード集

購入する
詳しく見る