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学生記者の感想

▼担当学生記者
廣瀬大地(21歳:取材時)

▼取材日
2004/7/28(水)

▼取材時間

▼取材地
MTV別館会議室@六本木

▼取材の雰囲気
さすがのエンターテイメントの会社だけあって社内のデザインも斬新で会社に入るだけで楽しい気持ちになってしまいます。アットホームな雰囲気の中でのお話は時々予想もつかないような話題が出てみんな驚きながら耳を傾けたり、どうにも笑ってしまうような面白い話だったり、さすが人を楽しませるコツを掴んでるなと感じました。

無理にやること探すぐらいならなにもしないほうがいい
担当学生記者: 廣瀬大地(21歳:取材時)
「なにもしないほうがいい」という風に考えたことがなかったので非常に新鮮に感じました。 目標がないといって不安になったり、目標探しに奔走したりすること多いですが 開き直って腰を落ち着けて時がたつのを待つのもいい方法かもしれません。 なにもしなくても時は経つし、就活が目前になってきたり、 なにもしないのにあきてしまったりどうにもならなくなってくる時がくる。 その時にこそ120%の力が発揮できるのではないか感じます。 逆に常に忙しくしていると「心」を「亡」くすこともありますから。

脱オンリーワン
同行学生記者: 白雪(21歳:取材時)

片岡さんは「差別化」ということをよくおっしゃっていたのが 印象的でした。だから、この言葉もそういう意味で、「差別化 」の一つかもしれません。

片岡さんが言うには、「オンリーワンになる前に、まず自分の 得意なものの中でナンバーワン以上にならないと」「横並びで オンリーワンでは意味がない」ということでした。

オンリーワンという言葉は、今世の中で色んな場面で多く使わ れている概念です。その考え方自体はとても素敵だと思います 。しかし、いつのまにかそこに甘えてはいないかな?と思いま した。何の実力も無く、何の努力もなく、ただ「人と人は違う 」というだけで自分を「オンリーワン」と呼ぶような人間には なりたくないなと思いました。 ナンバーワンというのは自分と他人が競争して勝ち取るもので 、オンリーワンというのは自分と自分の勝負なんじゃないかな と思いました。どこまで自分を高められるか、引き出せるか、 それだけ力を尽くすことができるのか。そういった努力を通し て人間は初めてオンリーワンになれるのではないかと思いまし た。

日々言葉にしている「オンリーワン」について改めて考えさせ られた言葉でした。

深い意味でのコミュニケーション
同行学生記者: 駒形悠(21歳:取材時)
日本テレビ入社一年目で報道記者として阪神大震災の現場で活動している時、被災現場で重要なのは、テレビの報道よりも口コミや張り紙の方が重要なコミュニケーションであることを知り違和感を覚え、広報として仕事をしている時もいくら宣伝をしても視聴率が上がらないのは質ではなくて本当の意味でのコミュニケーションをしていないからだと感じたそうです。大事なのは、双方向性のコミュニケーションということ。リーチをただ広げるのではなく一人ずつにスポットを当てること。これは、普段の生活においても重要なことだと思う。一方的な情報は聞き流してしまうことが多い。コミュニケーションは思いやりの上に成り立つのだと感じました。デジタル化の波の中で放送においても、今後片岡さんが目指す真のコミュニケーションが可能になるのではないのかと楽しみなりました。

interactiveなコミュニケーション
同行学生記者: 西村玲有(22歳:取材時)

取材に同行した時期、私はコミュニケーションについて気にな っている時期でした。 なので、片岡さんのコミュニケーションのお話を聞いて、考え させられる事が多かったです。

片岡さんが日テレの広報の仕事を退職された理由の一つは、こ のinteractiveなコミュニケーションができないと判断したか らです。 「テレビの宣伝は“攻め”。いいところを知って!知って!と いうコミュニケーション。」とおっしゃっていました。 でも、実際コミュニケーションは双方向であるべきで、相手の 反応があってこそ成り立つものです。 つまり、コミュニケーションは「伝える」だけではだめなのだ 、伝えて相手を変えることがコミュニケーションなわけではな い、ということでした。

自分の考えを相手に伝えることは大切な事です。 でも、それに必死になって、相手に自分の考えが伝わったかど うかばかりを考えていてはいけないと思いました。 「自分の考えを伝えたい」ということは、「自分の考えに近い ように相手を変えたい」という気持ちが少なからずあるのかも しれない、と少し恐くなりました。

自分の気持ちを押すのは実は簡単です。 もっと大切なのは、そうすることで、相手はどう感じているか 、自分と相手の関係がどうなるか、という事だと思います。 自分の気持ちを押して押して、それで心地いいかというと、そ うではありません。 それだけではだめです。 ここ数年、「自分の気持ちをわかってもらわないと」と、思い を口に出す事をしてきましたが、それがもしかしたら関係を壊 していたのかもしれない、と思いました。

少し前に読んだ詩で、「正しいことを言うときは、相手を傷つ けているものだと気付いているほうがいい」というフレーズが あり、それにすごくハッとしたのを思い出しました。 自分が正しいと思う事を主張するのは、相手が間違っていると 攻撃することにもつながります。 自分の考えは正しい、自分はこう思う、と強く主張するときは 、interactiveなコミュニケーションではなく、相手の顔が見 えないテレビ的なコミュニケーションになっているんだと、気 付きました。

自分の思いは伝えたいけれど、あくまで相手の反応や、相手と の関係を大切にすることを前提にコミュニケーションをするこ とが大切です。 コミュニケーションって難しいなぁ、とあらためて考えさせら れた取材でした。

何もやらないときがあってもいい
同行学生記者: 建部倫子(20歳:取材時)

片岡さんは大学時代、3年間ほとんど何もやらずに過ごして  4年の時にそれに危機感を感じ何かが爆発したように様々な  ことに挑戦し始めたとおしゃっていました。  私自身は常に何かをしていないと落ち着かない所があるので  たえず新しいことをしなきゃという思いがどこかにあるような  気がします。片岡さんがおっしゃるには、無理してやりたい  ことや生きがいを求めなくともやらなくてはいけないときが  いつかくるからそれまでは何もしないでのんびりしてても  いいじゃないかということでした。

確かに今の時代、早期から子供を塾にやって勉強させるよう  に何でも早くからやることがいいことのように言われがちな  側面があると思います。前に突っ走るばかりではなく、  たまにはふと立ち止まってのんびりしてみることで新たに  見えてくるものもあるのかもしれません。  私も焦らずにそうした心の余裕を持って生きていきたいと  思いました。

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