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学生記者の感想

▼担当学生記者
西村玲有(22歳:取材時)

▼取材日
2004/7/30(金)

▼取材時間
10:30~12:00

▼取材地
小沢さんのオフィス@田町

▼取材の雰囲気
取材では、小沢さんのオフィスにお邪魔しました。建物はとても大きく、入るのにとても緊張しました。小沢さんのお部屋には資料や制作物がたくさんあり、それらに囲まれて取材できて、とても面白かったです。話題の中心はコミュニケーションで、とても熱心に私たちに語っていただきました。

どんな仕事でも、自分のやり方と自分の性格でしかできない。
担当学生記者: 西村玲有(22歳:取材時)

小沢さんは、教師になっても、広告会社で働いている今ときっと同じ事をしているだろうとおっしゃっていました。「対象が何であろうと、伝えたいという思いは一緒で、その部分ではどんな仕事をしても変わらない」と。私が「人生で間違った道もないと思われますか」と聞いたときも、「ないと思います」と答えられ、私にとってすごく新鮮な答えでした。小沢さんの中には「コミュニケーション、伝える」という、そこからどうしても逃げられないものがあり、どの仕事をしてもその部分が強くて、同じような仕事の仕方をしてしまうだろう、ということでしょう。

誰かがある仕事ですごくかっこいい働きをしていたとしても、自分はその人と同じ考え、同じ世界をもっているわけではないので、同じ仕事をしても、その人ほどかっこよくなれるわけではないのだ、と思います。どの職業についても、自分は自分の考えで、自分の性格で動いていくしかありません。それは、自分の中の固まりがしっかりしていれば、どの仕事でも自分らしさは発揮できるし、ユニークな仕事ができるという事だと思います。目に見えるものにはそんなにこだわらず、自分の中にあるものにこだわる。小沢さんはそんな人なのかな、と思いました。

伝わらないもんだと思っているから、伝えようと色々工夫する
同行学生記者: 石井千絵(22歳:取材時)

小沢さんは根っこを大切にしている方のように感じました。根っこさえしっかりしていれば、どこから葉が出てもいいじゃん、というスタンスです。小沢さんは、コミュニケーションが苦手だったし、今でもそうだ、とおっしゃっていました。「伝わらないもんだと思っているから、伝えようと色々工夫する」その言葉を聞いて、納得したと同時に、「得意だから、上手だから、その職につく」と思っていた自分に気づき、また固定観念にひっかかってた~!!!とびっくりでした。

『形容詞のみの人生なんてつまらないよ。動詞の多い人生じゃなくちゃね。』これは、取材を終える直前にぽつりと仰った言葉です。すごい、いいなあ、幸せな・・そんな風に言っているだけでは、つまらない。行く、する、笑う、話す、幸せになる!とにかく行動をしていけ、形容詞をできるだけ「~する、なる」に変えていけ、ということでした。それって、今までの私に足りなかったことで、まさに課題になっていることだなあ、と思い、書き取った言葉です。感じる心も大切だけど、行動につなげることができれば倍すばらしいんだ、と思えました。

どんなことも面白いと思ってやってみれば面白い
同行学生記者: 大島啓太(21歳:取材時)

小沢さんが大事にしていることは常に「楽しむ」ことです。人との関わり、与えられたチャンス、受け持った商品、自分の置かれた状況といった全てを楽しもうという姿勢で接し、見つめてみることです。そうしているとどんなことも必ず面白く映る、そうおっしゃっていたのが深く印象に残りました。また、クライアントと共に商品のブランド価値を高め、育てていく過程で自分も多くのことを学び、成長できる喜びがあるのだと語る姿に魅力を感じました。

小沢さんは自分はコミュニケーションが下手だといっていました。でも下手だからコミュニケーションを大事にするし、人にどうにかして伝えたいという思いも強いのだと言っていました。そして伝わらないという前提に立っているからどういう瞬間に伝わるのか必死に考えるのだそうです。見方次第で自分の弱いところも強みにできるということですね

最初からいい子どもはいない。いいやつはいない。
同行学生記者: 花澤小百合(22歳:取材時)
小沢さんは大学時代、家庭教師を経験し、育てるのが面白いとおっしゃっていて、広告のブランドもそこが共通していて、はじめからいいブランドなのではなく、色んな方法で、ブランドイメージを育ててゆくとおっしゃっていました。私はこの言葉を自分を肯定するものとして受け取った気がします。初めからできる人はいない。チャレンジしてみよう。と。でも、チャレンジしておしまいなのではなく、その後踏んばることも重要だなと最近感じます。なんとか自分をよく生かせるようになりたいです。

3代続くようなブランドをつくりたい
同行学生記者: 廣瀬大地(21歳:取材時)
この言葉はとても印象的でした。ヴィトンやロレックスなどとても価値の高いとされるブランドはおばあちゃん、お母さん、子どもと3代にわたって受け継がれていけるからとても価値があるんだとおっしゃっていました。そう思えばヴィトンもロレックスもとても丈夫なつくりだし、デザインもどんな世代にもフィットできる、どんな世代の人から見ても魅力的なデザインになっていて、ちゃんと3代受け継がれるようになっている。取材でこの言葉を聞いていたときに感じたのが、いいブランドは次の世代に継承されるという意味でこの取材も「小沢さん」というブランドが次の世代に受け継がれている瞬間なんだなと感じました。

モノゴトは見方次第で面白い
同行学生記者: 山崎知子(21歳:取材時)
小沢さんは広告という仕事上、クライアントのよい点を見つけないければいけません。だから、常によい面を見るようにしているとおっしゃっていました。人は自分の価値観に当てはめそれにそぐわないものはいやなものとして判断を下します。「人のいいところを見つけるようにしている」と言っている人を私はうらやましいな、と思うことがよくあります。ものは見方次第で面白いということは分かっているのですがなかなか出来ないんですよね。参考にしたいな、と思いました。

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