▼担当学生記者
木田英恵(22歳:取材時)
▼取材日
2004/10/18(月)
▼取材時間
18:00~20:30
▼取材地
ナビゲーターさんのオフィス@神楽坂
▼取材の雰囲気
取材は小島さんのオフィスであるAPPカンパニーで行われました。初取材ということもあって、とても緊張して、初めは自分が何を喋っていたか覚えてないくらいでした。しかし取材が進むにつれて、歴史や地図に関する小島さんの深い知識をお伺いすることができ、びっくりすると同時にとても楽しく時間を過ごすことできました。当初の予定は一時間半だったのですが、とても熱心にお話してくださって、一時間もオーバーしてしまいました。充実の二時間半でした!
人間にとって一番重要なのは、学校の成績や運動の能力なんかじゃない。何を見て、聞いて、食べたか、という五感をフルに活用して経験を重ねてきたかです、と小島さんは最後におっしゃっていました。さまざまな感動を心に重ねていくことで、色々な考え方ができるようになるのだそうです。自分自身、経験値の足りなさをヒシヒシと感じることが多かったので、この言葉が一番印象に残りました。
取材に行く前は、「ポンキッキ」という子ども向けのお仕事と、「重ね地図」のつながりがよくわからなかったのですが、そこには“子どもの文化を高める”という小島さんの深い想いがあり、だからこそどんなに忙しくても仕事を続けていくことができるのだと思いました。
「ポンキッキ」も、「重ね地図」も、一見全く関係がないように見えて、その実しっかりとしたひとつの信念で貫かれていました。それがすごくかっこいいな、と思いました。私も、常に自分なりの動機を持って物事に当たりたいと強く思いました。仕事に限らず、日々のささいなことからでも!
「美は変わらないけど、人間だったら、考え方、思想は変わるのは当たり前」と小島さんはおっしゃっていました。私は自分がずっと保守的で考え方、思いが変わってはいけないんじゃないかと心のどこかで思っていたり、変わることに対しての恐れをもっているのではないかと思いました。
それは自分はこういう人間だからとか私のキャラではないとかで気付かぬうちに自分を縛っていたのもあるし、ずっと前からの考え方に固執してしまっていたというのもあると思います。「人間だから考え方が変わるのは当たり前」という小島さんの言葉を聞いて何だかすっきりしました。その時々に自分がどう感じ、どう思うのかを大事にしたいと思いました。その考えが、ちょっと前と180度変わろうと自信を持って言えるようにしたいと思います。
この言葉は、若者へのメッセージを伺ったときに、小島さんから返ってきた答えの一つです。小島さんは終始、日本の文化には厚みがあり、誇れる部分がたくさんある、とおっしゃっていました。それは、“本物”を見聞きすればわかってくることで、“本物”を知っているだけで人生が断然豊かになるそうです。
気になる「“本物”を見極める方法」は、「いろいろな経験を多くすること」だと言います。いろいろ見聞きしていく中で、自分の心の受けザルに引っかかるものを大切にしていくと、“本物”が見えてくるのでしょう。
キャリナビの活動も、“本物”の生き方を探っていくことなのかもしれません。“本物”の人生を歩んでいらっしゃるであろう、いろいろな社会人の話を聞いたり、ミーティングでいろいろなメンバーと意見や感想を交換したりしていく中で、少しずつ、時には一気に、オンリーワンワードが心に積もっていきます。僕は、それが自分にとっての“本物”の生き方を見極める糧になっていくのではないか?糧にしていきたい!という思いを抱きました。
これは転職の際の話を伺っていたときに「僕が使命感みたいなものがあったんですか?」って聞いたら、「そりゃ、ありますよ!」と小島さんがおっしゃっていたことから選びました。その時の小島さんのリアクションがすごく印象的で、使命感はあるに決まってるだろう?みたいなのが、すごいかっこいいと思いました!
重ね地図をつくるのはすごい大変な作業で、かつ、そこまで需要があるわけではない。安定した場所から、そこを飛び出して、徹夜の日々を過ごし一戸一戸家を見たりなんかもして子供の文化のためにがんばる。その源は使命感。かっこいい!別にこんなふうにおっしゃていたわけじゃなくてぼくの中の脚色されたイメージですが(笑)
ぼくも何かに対して使命感をもっていきれたらいいなって心から思います。その使命感は人のためであり自分のためで、何かに対して夢中に、熱くなって仕事が出来たらきっと幸せだと思います。僕は自分自身のそのような道が見つけられていないのでこのキャリナビを通して何かを掴みたいです。