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学生記者の感想

▼担当学生記者
岡佐與子(21歳:取材時)

▼取材日
2004/11/15(月)

▼取材時間
16:00~18:00

▼取材地
社会福祉法人 啓光福祉会 啓光学園@多摩市

▼取材の雰囲気
福祉施設内の広い作業室の中で、5人で机を囲んでの取材でした。西村さんはにこやかに親しみを込めた喋り方をされるだけではなく、感情表現が豊かな方でした。お話を伺っていて、西村さんの雰囲気にとても引き込まれたのが印象的です。

自分の本質に出会えた時、過去も変えられて認められた。自分の中でつじつまが合うようになった。
担当学生記者: 岡佐與子(21歳:取材時)

あくまで個人的な受け止め方ですが・・・

今の自分を認める、身近にあるシンプルな感情を大切にすること。私はそれに気づかないことが多いです。でもここ最近、少しは気づいたと思います。「そういえばそうだった、縛られてる、 先ばっかり見て、ないものねだりしてる。今がしっかりなければ先だってないはずなのに」というように。

今、自分に対して少しでも「私ってこういうふうに考えていたんだな」という見方ができ始めたような気がします。

気づく前は、全て自分のやっていることにも関わらず、否定ばかりしては、それを下手なバネにして、すぐに「~しなきゃ」で縛っていました。

それに比べたら、過去の自分が、感じていただろうこと、実際にやってきたこと、満足はできていなくても認められる気がしてきたし、状態は変わっていなくても、精神的にすっきりしてきたと思う。

やっぱり過去だろうと自分自身であることに間違いはないから、これまで否定が多かった私にとっては、ちょうど今の状態は「少しつじつまが合い始めた瞬間なのかな」という感じです。

先は長いし、きっと終わることがないけれど、この感覚は忘れないでいたいし持っていたいです。

自分の中にあるもの全て信じて全て望む
同行学生記者: 谷口弥生(18歳:取材時)

この言葉の裏づけとして「本質は目で見るより心、目で見えない部分で分かる」と西村さんがおっしゃっていた言葉があると思います。

西村さんはキーボディストとしてレコーディングやツアーやjazzフェスタに出たりと自分の思い描いていたやりたいことは達成してきました。しかし、本当は今日の施設の音楽の授業のように自分が奏でる音楽を使って人と繋がる感じがこの上ない喜びとおっしゃっていました。だから、昔より今の状況の方が本当の望んでいた場所であるそうです。

西村さんではない外側の私たちが見たら、やはり華やかな時の方が幸せなのかと思ってしまいがちです。けれど、表面上では違って見えても心の奥底で思っていることは叶うんだと西村さんは、断言していました。これが、「本質は目で見るより心、目で見えない部分で分かる」ということなのです。

ならば、このオンリーワンワードのように自分の中にあるものをまるごと信じてみたいなと思った。当たり前かもしれないけど、“自分の中にあるもの”を全て把握するなんて無理です。だけど、こうやって西村さんの取材感想を書くときだって、自分は今何を感じていたり、思っているなぁとを自分なりに整理しています。これって自分を理解する作業をしているんだと思うんです。

私は、自分をよく知ることが出来たら生きやすくなると思っているのです。だから、人とはずれていたりしても自分をまるごと信じて望んであげられることって大事なんじゃないかなぁと思うのです。

勘違いでも自信になった
同行学生記者: 野津真澄(23歳:取材時)

「ミュージシャンになることに不安はなかったのですか?」という質問に西村さんが答えてくれた言葉です。

西村さんは九州出身なのですが、九州ってミュージシャンが多いんですね。(椎名林檎、CHAGE&ASKAなどなど・・・)。「九州にはミュージシャンが多いんだから、自分もいける!」というような、西村さん曰く「勘違い」があったそうです。

でも勘違いって大事だなあと思います。西村さんの場合は、勘違いが夢を実現する後押しをしてくれたんですから。

そう考えると、僕自身は勘違いってしないなあと感じました。 むしろ、勘違いを避けるため、念入りに調べたりして、確実な状況になってから行動するタイプです。でも、時には思い込み、勘違いで行動することも必要だなって思いました。確実なものばかりを追い求めていったら、何だか、つまらない気がしたからです。勘違いする勇気も必要なんですね。

自分のホントの本質の気持ちにつながれた気がした
同行学生記者: 藤長展子(24歳:取材時)

西村さんは、「子供の横でウクレレを弾いているときに自分の中にある気持ちがストレートに表現できた。自分の本質の気持ちにつながれた気がした。まさに自分そのもの。そして、これまでの自分が好きだったものなどにも、一貫性があったと過去も肯定できた。これで、あこがれていた大スター、ボブマーリー、スティービーワンダーと同じステージに立てた気がした。すると他の人と比べてどうか、ということは考えなくなった。」と仰っていました。

私は、そのお話が一番印象に残りました。自分にもいつかそんな瞬間が来るのかなーと思いました。

今の時点でわからないなりに、自分の興味のありそうなことに取り組んでいるんだろうな、振り返ってみたときにやっぱりつながってたなと思えるときが来るんだろうな、と思いました。

逆にわからないことを楽しむ心の余裕を持ちたい!

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