▼担当学生記者
谷口弥生(18歳:取材時)
▼取材日
2004/12/12(日)
▼取材時間
14:00~16:00
▼取材地
▼取材の雰囲気
地下にある、落ち着いたカフェの一角で取材を
行いました。「喋りが下手だから、言葉を書いている」と平紀さんは最初におっしゃっていましたが、私たちは時間も忘れてお話を聞きいっていました。また、平紀さんは私たちの話も一生懸命聞いてくれて、質問にも一つ一つ答えてくれました。また、長渕剛ネタを熱く語る平紀さんもメンバーにとって印象深かったです。最後には、一人一枚平紀さんの作品の自分の好きなポストカードを選び、いただきました。メンバーも多くとても楽しい取材となりました!
私は取材中、平紀さんの言葉に対しのこだわりを強く感じました。平紀さんのように自分の好きなものに向かって一直線になれることは本当に凄いと思えました。話を聞いていて泣きそうになりました。 私の場合、まだ18年しか生きていないのだけれど「これに絞ってやっていこう!」と思えるものがあって大学を辞めようとしたこともありました。しかし、親の反対を受けて簡単に諦めてしまいました。それは、自信のなさでもありました。
しかし、平紀さんは、会社を辞める時など私と状況は似ていたけれど、それでも自分を貫き通し、表現する道を選びました。それは、私が選んだオンリーワードのように平紀さんと言葉は切っても切り離せない関係だからだと思いました。平紀さんは、言葉を書かなくなったら自分ではなくなるとまでおっしゃっていました。私が、志そうとした道は、本当の自分が出せる場所でなく、いつもと違う自分が出せるから好きだったのです。そういう面で簡単に諦めてしまったのではないかと平紀さんのお話を聞いていて納得できたし、ヒントをいただいたような気がしています。
今は、1つのものに絞るのでなく、色んなものと出会ってその積み重ねの中で、自分も「これだっ!」と自信を持って思えるものに徐々にでも近づけていけたらなぁという考えに変わったのです。平紀さんのように遠回りはしても最終的に出会えたのなら幸せだと思います。
今度はゼヒ実際に路上で平紀さんに言葉を書いてもらいたいに行きたいと思いました。
本当に有難うございました!
平紀さんが「世間一般的にはこの仕事では食べていけないと言われるけど、自分はこれで食べていこうと決めた」とおっしゃ っていたのを聞いた時に、僕は鳥肌が立ちました。 その時の平紀さんの顔から男の決意とか情熱が感じられたからかも知れません。本当に格好良かった。 僕も実際に仕事をして「これで食べていこう」というものを見 つけたいです。そういうものが見つかった時は、幸せなのだろうと思いました。
また、平紀さんのお話を聞いて、僕が今まで勘違いしていたことがありました。平紀さんみたいに言葉を書いている人は、お客さんへのアドバイスとかいわゆるいい言葉を書いて渡しているのかと思っていたんですが、平紀さんはそうではなく「人に自分が思ったこと、感じたことを書いて伝える」ということでした。
それととても謙虚な平紀さんの人柄にとても惹かれました。 また山形の山寺へ行くきっかけの話や長渕つよしの話になると すごいヒートアップしてる一面も良かったです。
僕は、平紀さんに会って、言葉を書いて売ったり公開したりする人達に対するイメージが随分変わりました。それまで、僕はそういう人達と接したことはほとんどなかったのに、「あの人達は、自分で思い付いた“いい言葉”を他の人にも『これいいでしょ』と見せびらかしたくてしょうがない人達だ」という勝手なイメージが自分の中に出来上がっていました。 それは具体的には、平紀さんのように路上で言葉を書く人ではなく、自分のHP上で詩などを公開する人に対して感じたことだったのですが、そういうものを見る度に、僕は自己満足の甘ったるさを感じて気持ち悪くなるくらいでした。
平紀さんの取材をしてなぜ価値観が変わったかというと、 彼は全然押し付けがましくなかったからです。たぶん一部には、自己満足を押し付けるだけの人もいると思います。特に僕が見てきたような、趣味で言葉を公開する人には多いでしょう。でも平紀さんの場合、そもそもその言葉は平紀さん自身の生々しい感情や体験から出ていて、その真剣さが込められているから、取って付けたような“いい言葉”とは全く違いました。
そして、それを人に押し付けたり自分を誇示する気は全くなくて、「自分の作品を見てくれる人に、沢山ある言葉のうちで、 どれか一つでも響くものがあればいいな。それが何かのきっかけになればいいな」という気持ちで作品を作っている、と仰っていました。その姿勢が僕にはとても印象的でした。
それは、自分は自分の人生を一生懸命生きていて、 他人の人生は他人のものとして見詰められる強さがあるから できることじゃないかと、僕は思います。そして僕もそういう強さを身に付けたいです。だからこそ、オンリーワンワードの「絶対の自信がある」という言葉が心に響いたのだと思います。そこには根拠のない自己満足ではなくて、根を下ろした強さを感じます。自分に向き合う事に自信を持てるのは、すごくカッコいいと思いました。
書いた言葉を渡すと首を傾げるお客さんも中にはいて落ち込む時もあるけれど、涙を流してくれるお客さんもいるそうです。
100人のうち1人でも共感してくれたら嬉しいし、ここに自分が存在していることを実感できるから言葉を書くことは怖くないと平紀さんは仰っていました。その人との関係が悪くなることを恐れて自分が思っても無いようなことを言ったりその場しのぎの適当な事を言ってしまうことがあります。でも、人に本音を話して受け入れてもらえない悲しさよりも、でも偽りの自分で人と接して好かれても本当の自分が存在していないような空しさを感じる。その方が嫌だなと思いました。
1人でも分かってくれる人がいれば嬉しい。この気持ちを大切に本音で人と付き合っていきたいと思いました。自分の想いを作品にしている表現者の平紀さんの言葉だからこそすごく胸に響きました。
平紀さんとお会いできて本当に良かったです。私が頂いたカードの言葉は「勇気を出して旅に出れば神様は出会いの糸を結んでくれる」です。これからも出会いを大切にしていきたいと思います。
1)写真のとり方を意識した カメラ担当でした。最初写真をとっていたらまだ平紀さんもメンバーも少し緊張していて表情がかたかったです。 しばらくたって場が和んでから写真を撮ると笑顔が増えてきました。写真はしばらく時間が経ってからとるといい写真がとれることもあります。
最初立ってとっていました。取材は、喫茶店で座って、話をきいていました。そうだ、自分もしゃがんでみよう!と。するとまた少し変化が出たかなーと思います。 どんな角度がいいかな、少しはなれよう、近づいてみようとか。 少しずつ工夫してみようかなということが頭に浮かんできて、 写真をとっていて面白かったです。 写真に興味が出てきました。またカメラ担当したいです。
2)両親の話を聞いたときに自然に涙が出てきた なんで泣いたのかまだよくわかりません。本当にびっくりしました。その後取材中、頭が働かなくなってしばらくぼーっとしてました。平紀さんが親から理解されたときにうれしかったという言葉をきいたときです。親のことで何か心にひっかかってることがあるのかなーと思いますが。親に理解されていないと自分で感じていて、理解されたいと思ってるのかもしれません。 そのことに気づけてよかったです。
本当にびっくりした取材でした。
私がこの言葉を選んだのは、同じように木が色づくのを見て「秋だなー」と思ったり、きらきら光る川をぼーっと見たり、毎晩星が出てるかな、と見上げたりそういうことをするのがとても好きだし、自分の心のパワーの源になっていると感じるからです。
上に書いたことは私が生き生きと生きていくのに欠かせないものたちです。嫌なことがあっても、少しの間忘れることが出来るし、嬉しいことが会ったときに見上げる空なんて最高にきれいに見えて、より幸福さが増します。普段の友達との会話の中で、「こんなに空がきれいで幸せだ」とはあまり言わないので、いちいち感動しているのは私くらいかな、と思っていました。 しかし、そんなことはない、同じように感動している人がいるんだ、と思うととても嬉しくなりました。
自分のささいなことに感動できる心を、これからは、もっともっと大事にしていきたいと思います。