▼担当学生記者
北垣裕美(22歳:取材時)
▼取材日
2005/4/4(月)
▼取材時間
19:00~21:00
▼取材地
表参道のレストラン
▼取材の雰囲気
テーブルをぐるっと囲んだソファに座りながら、リラックスした雰囲気の中取材は行われました。大高さんはとてもフレンドリーで、ジョークを交えながら、楽しく取材は進行しました。口調や雰囲気は柔らかいのに、凛とした美しさを持ってらっしゃる方でした。海外での経験を語る大高さんの目は、力強く、ジャーナリストという仕事に対する情熱を感じました。
【大高さんの印象】
大高さんは海外の現場に直接足を運び、取材をするフリージャーナリストなので、そんなプロを目の前にしてどうやって取材をすればいいのかとても不安でした。しかし、実際にお会いしてみると、大高さんのご活躍からは想像できない程穏やかな、柔らかい雰囲気を持った方でした。
とても治安が良い、安全とは言えない国にも単独で乗り込み体当たりで取材を行う大高さんは、その大きな黒い瞳で様々な惨状を見て来ました。そんな大高さんの発する言葉はずっしりと重みのあるものでした。
【日本人】
また、大高さんは様々な状況にある国の人々を見てきたことから、『日本』とは、『日本人』とは何なのか、 というのを非常に意識して生きてらっしゃいます。 この『日本人論』に関しても、熱く語ってらっしゃって、大高さんの目がきらきらしているのに気付きました。 私たちは日本にいて、何不自由なく暮らしていて、今抱えている問題や不安も、 世界的に見れば『贅沢な悩み』である・・・・。たしかに、そうかもしれません。でもやっぱり、 この国に生まれて、この環境で生きているのだから、そこで抱えている問題っていうのは、私たちに とっては一大事だと思います。ただ、乗り越える一つの手段として、『これは世界的に考えれば、大した事ない! 贅沢な悩みじゃないか』と考えるのって、良いかもしれません。
【人生は冒険だ】
大高さんは熱い方で、他にも本当に沢山素晴らしい言葉を教えて下さいました。 でも、女性である大高さんが『人生は冒険』と言い切ってしまうのってすごい!と思います。 大高さんは自分を信じて、自分のやりたいことをやる、ということがとても大切だとおっしゃっていました。 それに『人生は一回きり』なんだと。一回きりの人生なんだから、何に躊躇しているのか、と。 迷う暇があるなら、どんどん自分の直感を信じて進めば良い。冒険しなきゃもったいない、 こういうわけですね。
大高さんは本当に色々な経験をしてらっしゃって、世界的な視野を持ってらっしゃいます。 でも、大高さんだって学生のころは、私たちと同じように普通の学生だったわけで・・・・。 その変化といったら凄いものがあります。
大高さんの行動力や「チャレンジしなきゃもったいない」という精神は、すぐにしり込みをしてしまう私にとって、とても刺激的でした。ジャーナリストとして誇りを持ち、このお仕事が出来て幸せだと語る大高さんは、同じ女性として、なんて魅力的なんだと思いました。
正直、お会いするまでは、気の強い方なのではないかと戦々恐々とした思いだったのです が、お話が始まると、すぐにその考えが間違いだったことに気がつきました。 なんだか大高さんは、占いの館とかにいそうな感じの話し方で(あくまで個人的な印象で すが)、すぐに緊張がほぐれました。 また、当日はサポート役ということだったのですが、予想通り北垣さんペースで順調に話 が進んだので、僕も最後の同行取材を楽しむことができました。
そして、取材内容について。 大高さんは、自分を信じている方だと思いました。 それは、自分の判断から思想的なことまで。 自分を信じるということは、迷いを消してくれます。 また、第六感を信じるともおっしゃっていました。 そう、自信に完璧な根拠なんていらない。 僕ももう少し、アバウトに、根拠の無い自信をもてるようになりたいものです。 そうそれば、この世界でもっと自由に飛んだり泳いだり踊れたりするような気がします。 (大高さんの自信に根拠がないと言っているのではありません。)
「やりたいことがはっきり分かっている人は、それを紙に書いておくといい」 なぜなら、人は失敗を繰り返したりするうちに、その思いを忘れてしまい、大人になると 思い出せないからだそうです。 確かに。
というわけで、子供の頃から今までの自分の夢を思い返してみたのですが、忘れていたも のがたくさんありました。 幼少期から時系列で並べてみると、漫画家・野球選手・サッカー選手・設計士・映画製作 関係・マスコミ。 思い出せるだけでも、これだけありました。たぶん忘れてしまった夢もあるのだと思いま す。 けれども、今は夢が無くなってしまっている。 昔は夢を聞かれても、恥ずかしいから答えられなかったのに、今は無いから答えられな い。 そして、いつの間にか僕は、「なりたい職業」ではなく「入りたい会社」を考えるように なっている。 もちろん徐々に現実的な考えになってきたとも言えるのでしょうが、それはそれで少し悲 しい気もします。
また、個人的に思うのですが、「その時々の感情」もやはり同じように記録しておくべき ではないでしょうか。 たまに、メンバーとしての六ヶ月の間に書いたメモや感想を読み返したりするのですが、 思った以上に当時の感情を忘れているものです。 たった数ヶ月前のことのはずなのに。とても、もったいない。 そんなことを思いました。
本当に大高さんにお会いするまでは緊張していました。初めてということよりも、事前に大高さんの著書やホームページ上にあった彼女の意見などを読んできた過程で、私の中にある大高さん像が出来上がっていたからです。「とても厳しい方なのではないか」等等・・・。 しかし、大高さんにお会いした瞬間に、今まで自分の中に抱いていた緊張が大分和らいだのです。「実に柔らかい雰囲気をお持ちの方だな」というのが私の第一印象でした。(みんなもそうだったと思いますが) 取材中も、常に同じ目線で私たちに接して下さいました。 そういった大高さんの私たちとの対等な振る舞いが、場の雰囲気 を大分和やかにしてくれ、かなり突っ込んだ話まで聞かせていただくことができました。笑いのシーンも随所に見られ、私にとって大変楽しい取材に終わったのです。
彼女のこういった雰囲気はすごく大事だそうです。 「大らかな人柄であること」、 自分の内に大らかさというクッションを置いておくことは、様々な人と接していく中では大切なことなんだよとおっしゃっていました。確かに、相手のつまらないことにまでいちいち気にしてたら、多くの人と接するということに疲れてしまうよなと感じました。これは様々な人間関係の中で発生する自分のストレスを軽減していくために、大事なことだと思いました。
多数派に入ることに躍起になる必要は全くなく、日本という恵まれた国に生きる私達は何をやってもとりあえずは生きていける。だったら、限られた人生、自分の欲望に素直に従って様々な冒険(挑戦)をしていかなきゃもったいないじゃない!冒険なので、先は全く見えません。将来どうなるかなんて自分にもわからない。でも、他人の作ったレールにのっかって生きて、先の見える人生を送るよりもその方がよっぽど自分にとって幸せだし、楽しいんじゃないか、そういったことをこの 言葉から感じました。こういった意味で、「わが道をゆく」ことは自分の人生をより面白みのあるものにするためには大切なことなのかもしれません。
きのうはとても暖かく。 ほんとに春まっさかりですね。 サクラも徐々に咲いてきてなんか気持ちもうきうきする今日この頃です。
では大高さんの感想なのですが、 一緒に行ったみなさんと同じく 思っていた大高さんのイメージをいい意味で ぶち壊されました。 本当に穏やかでやさしい口調で終始なごやかな取材でした。 同行できて本当によかったです。 最初はこんなかわいらしい人があんな命の危険まで感じるような 地域に行っているなんてちょっと信じられない感じでした。
しかし、話がすすむにつれ、 大高さんの中には揺らぎない軸みたいなものがあって それは今までの経験から創られたもの。 それゆえの自信が内にも外にもでているようでした。
お嬢様学校に通う普通の女子大生だった大高さんが この言葉をインドでじかに感じて 今までくすぶっていた思いを行動にした。 この行動にしたことによって色んな人に出会い 自分や国を客観視することができたそうです。 やっぱ人は変化がないとおもしろくないし、 それよりなにより自分を知るということは できないのだなぁと改めて感じました。
また“出会う人は今の自分の精神レベルと重なる” これは大高さんがストーカーに会っていたときのお話を 聞いていたときにおっしゃった言葉なのですが。 ほんとそうだなぁと。 自分を高めていけば、人は自然と集まってくるもの。 たしかに、自分自身が何かに向かっているときは 自分に対しても相手に対してもプラスなものをあたえているというか。 オーラみたいなものがでているのかなぁと思います。