▼担当学生記者
秋川僚平(20歳:取材時)
▼取材日
2005/4/28(木)
▼取材時間
16:30~17:30
▼取材地
bjリーグオフィス@銀座
▼取材の雰囲気
春の暖かい日差しが照り注ぐある日の午後。銀座のビル街の一角にオフィスはありました。とてもお忙しいにもかかわらず、終始笑顔で取材に対応してくれた河内さん。身振り手振りを踏まえて熱く語りかける姿勢には、目の前の相手を引き付ける魅力があります。そんな河内さんの紳士的な対応を受けて、取材はスムーズに進みました。
どんな仕事だろうと、大変なことはあるはずです。無いはずがありません。けれども河内さんの言うとおり、それを楽しみに変えることはできるのかもしれません。
キャリナビで取材をしていると、「働くのが楽しくて仕方ない」だとか「楽しいから仕事という気持ちがない」とおっしゃる方が結構います。でもそれは、常に純粋な意味での楽しいことが自分の周りにあふれているという意味ではないのだと思います。
河内さんのおっしゃるように、夢や目標があるから大変なことも楽しくなるのでしょう。そして、少しでも自分の好きなことに関わっているということも、その後押しをしているはずです。
好きなことを仕事にするなんてなかなかできることではありません。でも、関わり方は一通りではないはずです。「バスケット」で考えたとしても、選手もいれば監督もいる、そして河内さんのようにもっと下から支えている人もいる。また、見方を変えれば、協賛企業や地元住民も支えていると言えます。
自分に置き換えて考えると、好きなことに関わる仕事をしたいけれど必ずしも「選手」になる必要は無いのだと思いました。そう考えると、その関わり方はまだ見えてこないけれど、ぼんやりとした「夢」は見えた気がします。
河内さんみたいな50代になりたい!
河内さんくらいの年齢になると、もう人生あきらめてしまったような人々が多いと勝手に思っていました。でも、河内さんは違いました。何に対しても興味を持って、これからこんな事がしたいという夢をたくさん持っていたのです。
それはなぜかというと、自分の可能性を信じているからだと思いました。だから自分に対しても、日本社会に対しても、否定的な見方をしていないんです。相手のせいにも絶対にしない。 その常に前を向いて生きている河内さんはとってもキラキラしていました。
河内さんみたいな大人になりたいといった理由のもう一つの理由は、人への感謝の気持ちを忘れないという気持ちを常に持っていることです。
私達に対しても、決して上から物を言うことはせず、同じ目線で話してくれたり、私達の心も和ませてくれるように、面白く話して下さったり、一緒にいる人を喜ばせようという気持ちを持っていることに、とても共感しました。
私も河内さんのように生きていきたい、私も何かやってやるぞ!という勇気をもらったようがします。
河内さんは、bjリーグの設立に際し数々の困難に出会いました。何をするにも、物事の第一人者というのは大変です。結局、そこで、もう一歩動けるかどうかなんだと思います。
現状のシステムに不満、要望があっても、”のど元過ぎれば熱さを忘れる”かの如く、諦めてしまう人。自らの覚えた悔しさをバネに、新たに建設的な発想が出来る人。後者は、並大抵の努力では出来ないことなのは確かです。
しかし、河内さんの場合は、困難を楽しみに変えることができた。全ては、大好きなバスケットのため。”好きな事のためなら何でもできるんだよ。”この台詞に圧倒的なパワーを感じました。
人をそこまで熱くさせるモノは、簡単には見つからないでしょう。けれども、今の自分はそれを見つける為に精一杯努力している?と自問させられました。大好きなものが見つからないのは、自分から好奇心の範囲を限定してしまっているからかもしれない。もっと、何事にも全力で当たってみなくては。いつまでも夢をたくさん持っている河内さんを見ていて、そんな刺激を受けました。