▼担当学生記者
樽田勇樹(20歳:取材時)
▼取材日
2008/9/26(金)
▼取材時間
19:00〜21:00
▼取材地
ナビゲーターさんの息子さんが経営するグラタン・ドリア専門店@みずほ台
▼取材の雰囲気
非常に奇麗なお店で、息子さんの作ったグラタンをご馳走になりながらの取材でした。オレンジ色の、明るすぎず暗くもない光がなぜかとても気分を落ち着かせてくれました。
自分のできることだけは、最高に出して老いていきたい
担当学生記者:
樽田勇樹(20歳:取材時)
佐々木さんは、とても厳しい死生観を持っておられる方でした。「死んだら何も無くなる」、取材の中で、何度もくり返しそうおっしゃっていました。「人生は全然公平なんかじゃない。うちのやつ(奥さんのこと)を見ればわかる」そう言い切ってしまう、佐々木さんの言葉は、とても寂しい、哀しいものでした。
しかし同時に、「じゃあ毎日を生きる上で何を大事にされているんですか?」と言う質問に対する佐々木さんの答えは、「自分のできることだけは、最高に出して老いていきたいと思ってる」という言葉でした。
また、「どんなに素晴らしい人でも老いて衰えて、最後はどっちかというと嫌われて死んでいく」と言いながら、そのことを「悲しい」ではなく「不思議」という言葉で表現されていました。
事実、写真を撮ることの魅力や、パン屋さん時代にをしてお客さんを喜ばせる工夫をして楽しんだことを話す佐々木さんは、とても生き生きとした、本当に楽しそうな顔をしておられました。
「自分が持っているものを最高に出して生きているか。」そう自分に問うて、心からイエスと言える生き方がしたい、とそう強く思った取材でした。
この瞬間はもうないのに、大事に思って生きてない人が多すぎる
同行学生記者:
山崎春奈(20歳:取材時)
佐々木さんはおだやかで優しい雰囲気なのに、
エネルギーに溢れた不思議な魅力のある方でした。
いろんな側面を持った方ですが、決してふらふらした人生には見えなかった。
自分に嘘をつかないで、その時夢中になったこと・やらなくてはいけなかったこ
とにしっかり取り組んでおられたのだなぁと感じました。
言葉で言うのは簡単だけど、実際実行するのは別の問題で。
別れ際に「何日かあとに家の冷蔵庫の前で倒れて死んでるかもしれないけど、
だったらそれはそれでいい人生だったと思える」とおっしゃっていたのが
すごく印象的でした。
そういう風に年を重ねていけること、たくさんの経験を消化していけること。
私も佐々木さんのような素敵な大人を目指したいと思いました。
貴重なお話ありがとうございました。
心の豊かさがあるかどうかが大切
同行学生記者:
河村真帆(19歳:取材時)
日本の社会に対する憤りをわたしたちに教えてくれました。
現代の物質的豊かさや技能的向上に反比例して、
生物的な人間性が失われているとおっしゃっていました。
あまりにスケールの大きな話で、ただ理解することで精一杯でしたが、
日本の未来を背負っているのはわたしたちなんだなと、実感しました。
そして、佐々木さんは満員御礼サービスや妙好人の考え方など、
人の心を大切することを常に考え、お客様に喜んでもらうことを一番にしていらっしゃいます。
心が豊かでないなら幸せになれないと伝えてくださり、
私は、生活をなりたたせるためにも、利益がどうとか年収がいくらかとか気になるのですが、
短い人生を、心と向き合って歩んでいこうと思いました。
また、佐々木さんの進路は選ぶ余地がなく、人の縁やつながりでパン屋になったことを知り、
それでもその中で自分の大切にしたいことは貫けるんだと思いました。
とても長い取材でしたが、興味深い話をきけてよかったです。
ありがとうございました。
死んだら無、自分の出来ることは最大限にやって老いていきたい
同行学生記者:
矢内加奈子(19歳:取材時)
佐々木さんはとても、人間らしい人でした。
自然と一体化されている、少年のような大人でした。
着飾ることのない、素敵な太陽のような笑顔。
表情一つ一つからも、今までの人生の重みのようなものを感じることができました。
自分の好きなことも大切にしつつ、周りの人への思いやりを忘れない姿勢は、
とても素敵だなと思いました。
63歳なのに、好きなことを追究する姿勢。私もそんな、いくつ歳を重ねても、
輝く大人になりたいなと思いました。
本日は素敵なお話、ありがとうございました。
イメージして挑戦するのが楽しい
同行学生記者:
石垣博子(19歳:取材時)
取材場所が分からない私たちを駅まで迎えに来て下さり、気さくな笑顔で場を和ませて下さった佐々木さん。笑顔がチャーミングで、その笑顔で普通なら隠したくなる自分のことをさらけ出して下さいました。
ご自身の今までの様々な経験を振り返って反省してこその身近な人への感謝の気持ちを感じました。私もいつも家族や友人に支えてもらってばかりなので、感謝して恩返しができるような人になりたいと思いました。
また、パン屋時代には満員御礼サービスをしたり閉店祭りをしたりして、普段の生活の中に楽しみを見いだして、お客さんを喜ばせようとしていたことを聞いて、そんな気持ちで私も相手に接していきたいなあ、と思いました。
楽しいことをイメージして、わくわくすることをもっと大切にしていきたいと思いました。
佐々木さんのように、誰にでも心を開いて話せるような人になれるよう頑張るぞー!
本日は貴重なお話をありがとうございました。