▼担当学生記者
樽田勇樹(20歳:取材時)
▼取材日
2008/12/3(水)
▼取材時間
14:00〜16:00
▼取材地
長谷川さんの自宅/赤門塾@所沢
▼取材の雰囲気
場所は赤門塾の教室。小学校のものそのままの机を円く並べ、話を伺った。自己紹介のとき、聞き流すのではなく一人一人に興味を持って、からかったり共感したりしながら聞いてくれたのが印象に残っている。
おっちゃん
担当学生記者:
樽田勇樹(20歳:取材時)
哲学。エッセー。「赤門塾」。演劇祭/夏合宿/「遊び」。「おっちゃん」。
独特のかすれ声と、少し気障っぽい、でも柔らかい感じのする雰囲気。特に後半部分、長谷川さんは楽しそうに話してくれた。こちらも楽しかった。教室は寒かったが、話の間寒いと意識したことはなかった。今回のことまでに自分が知っていた長谷川さんは、ヘーゲルを論じる本を通しての長谷川さんだけだった。
すべて終わって帰る間際、塾生の小学校中学年ぐらいの子が、教室から顔を出していた。その子に話しかける長谷川さんの声のトーンが印象的だった。
一日一日を楽しく生きて欲しい
同行学生記者:
大越規容子(20歳:取材時)
たくさんの絵本・文学書が棚に並んでいる可愛い教室でした。私も教室の中を見ているだけで小さい頃の絵本を読んでワクワクした気持ちを思い出しました。子どもたちがここに集まってくるのもわかる気がします。
取材中、『小さい子に求めるものは?』という質問に、前にぐっと乗り出して『一日一日楽しく生きて欲しい』と答えた長谷川さんの笑顔。それが一番印象的でした。あっ、本当に今やっていることが好きなんだと伝わってきました。
とても楽しい取材でした。ありがとうございました。
この程度のできないなんて悩まなくていいよ
同行学生記者:
鈴木康弘(20歳:取材時)
誰かに相談されても、僕の出す答えは世間体とか社会の答えなのかも知れない。こんなとき、長谷川さんは話を聞いてあげるだけと答えました。そういうことは本人が決めなきゃいけないし、本人がいいと思うことをしたほうがよい。きっとそれはあたりまえなことのはずなのに。
塾と言っても学力に固執しない赤門塾。塾というとテストの点数や受験勉強のことが主だったり、教育というと学校で先生が教えるものという考えを持っている人も多いと思うが、長谷川さんの主催する赤門塾ははかることの出来ない子供の可能性を伸ばす塾で、演劇や合宿などのイベントも通じて、僕らが見落としがちなものをいっぱい感じることのできる塾のような気がする。長谷川さん自身は教えるという感覚でなく、長谷川さん自らが楽しいことを追求、実践し、子ども達へ見せて体験させる。その中で、子ども達は学ぶんだよということをお話しされていたが印象的でした。
ありがとうございました!
大胆に生きる
同行学生記者:
中屋美穂(19歳:取材時)
本人が良いと思うことをすれば、どうにかなる・どうにでもできる。だから大胆に生きればいい。そうなのかぁ〜。と納得する言葉でした。でもきっとそれは、良いと思うことをとことんすれば・・・ということなのだろうな。とも思いました。長谷川さんは、とことん哲学と教育に打ち込んできたからこそ今を迎えられている。長谷川さんのお子さんや生徒の方もとことん打ち込んだからこそ開けた道だと思います。私も何か自分が良いと思うことを、とことん打ち込んで、後々「大胆に生きればいいんだよ」と子どもに教えられる人間になりたいなと思いました。
また、長谷川さんの教育は大切なことなんだろうなと思いました。選択肢を与えてあげるだけで、何かを決めてあげるわけではない。子どもの頃から、自分で自分のことを悩み、選択する。そういったことをやっていけば、何か壁にぶつかっても、逃げたり縮みこんだりはせず、自分からぶつかっていけるのかなと思いました。
後悔しちゃうと、せっかく決心した意味がなくなる
同行学生記者:
山崎春奈(20歳:取材時)
12月のはじめ、肌寒い午後に、私たちの前にジーパンで現れた長谷川さん。お年をまったく感じさせない颯爽とした姿。
「自分の生き様を見せる」こと。考える、選ぶ、前に進む。自分なりの判断を、納得してきちんと下してきた人でないと意味がないですよね。むしろ、教育って本来はそういうものなんでしょうね。小手先の知識とか技術を並べ立てていくものではないんだ。教えるんではなくて導くんだなぁ。
「思索は深く、精神は強く、人生は楽しく。」私も長谷川さんのように、自由に、にこにこして、年をとっていけたら素敵だなと思いました。
すばらしいお話ありがとうございました!これからますますのご活躍、お祈りいたします。
自分の頭で考える
同行学生記者:
恩田倫孝(21歳:取材時)
赤門塾。塾というと勉強をしなくてはいけない場所というイメージがあるがそれを変えさせてくれた。私の知っている塾ではない。長谷川さんに、子供に求めるものはなんですか?と聞いた時、子供が楽しいと思えることだよと言っていた。赤門塾は人間力を磨く塾。気分が悪かったら外のベンチに座る。百人一首をやる。読書会をする。何もかも新鮮だった。
そもそも、今回の取材に行くにあたって一つの違和感があった。それは、哲学者が小中学生の塾をやっていることだった。哲学者といえば固い人を私は想像した。そのような人が小中学生に?という懸念。しかし、長谷川さんと会ったときそれが一蹴された。それくらい柔らかい感じの方だった。
そして、長谷川さんはおっしゃった。好きなことをしなさいと。そして、行動は自分の頭で考えなさいと。今を楽しそうに過ごしている方は異口同音に好きなことをしてはどう?というのだなと最近よく思う。そして、自分で考えろということ。
この2つは今後過ごしていくのに欠かせない事なのだなと改めて感じた取材だった。