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学生記者の感想

▼担当学生記者
久保田貴晴(17歳:取材時)

▼取材日
2001/3/25(日)

▼取材時間
13:00~

▼取材地
IYFjapanの事務所

▼取材の雰囲気

自分でやりたいことを、皆をまきこんで実行する
担当学生記者: 久保田貴晴(17歳:取材時)
今回取材させていただいた鈴木さんは小学校の時に不登校になり、それから就職するまで「東京シューレ」というフリースクールで学び、現在にいたっています。その話を聞いて、僕が思ったことは自分では絶対にそうはなれなかった、と言うことです。僕自身も小学校や中学校の時に「今日は学校に行きたくないなぁ」と思うことはありました。しかし、そこで「もし学校に行かなかったら・・・。」とか「学校には行かなければならないものだ」という考えがあり、結局いやいやながらも学校に通っていました。もしそこで学校に行かなくなっていたらどうなっていたのかはわかりません。しかし絶対に今とは違った感覚を身に付けていることは確かだと思います。いやなことを無理にでもやりつづけるか、それとも思い切って行動してみるか、これからはできる限り思い切って行動していきたいと思います。

自分がどうあるべきか、を探すのは非常に時間がかかる。じっくりゆっくり時間をかけて、でも逃げずに考え続けて。
同行学生記者: 平尾ゆかり(26歳:取材時)
鈴木さんの取材、とても有意義なお話をお聞きできました。まさに、 キャリナビの活動意義や目的を、自分の経験から語ってくださいました。・ 知識や能力は、何かを達成するための方法/道具でしかない  その道具を、どう使うか、は自分にかかっているんだ
・ 時間を忘れて没頭できる”何か”を見つけること
・ あなたは何をやりたいの?から進める教育の重要性
・ 明日に対する可能性を持たせることの重要性
・ 人のためになることをする、こと
・ 個人を大事にすると同時に、他者との協力を得る方法を学ぶこと
・ 人の性格は、もちろん生まれ持ったものもあるけれど「状況」や「環境」に由来するものが多いと思う=良い環境の中に居ることが大切
・ 自分は悪くないんだ、と感じれる環境=自分の場所

人生は、一瞬一瞬の積み重ね
同行学生記者: 金井理恵(19歳:取材時)
IYFとは国際青少年育成財団という日本名を持っています。教育を支援するNPO団体です。発祥の地はアメリカだそうで、職場にある多くの書物は洋書でした。IYFは、キャリナビを始め日本全国にある教育関係のNPO・NGOを、企業・政府・財団などから得た経済的な側面からフォローする団体です。教育の中でも"Life skill"に焦点を当てている所、その教育の対象が5歳から20歳であることがIYFの特徴だと思います。"Life skill"―スムーズな人間関係の作り方、他人と意見が異なるときの対処法など、日常生活でおこる問題対処法。私が受けてきた学校での授業においては、このような科目はありませんでした。皆さんはどうでしたか?学校の授業において、このような日常生活に即したプログラムがあったなら面白いし役に立つなぁと、私は思います。life skillっていうのは、まず自分が行動してから得られるものだとも思いますが、他人の意見やアドバイス的なものとして学校でも取り入れたなら、試験のためではなく毎日の中で生かせるものだと思います。鈴木さんはIYFの中で、企画・経理・パンフレットなどのデザイン…と何でもこなしてしまうすごい方です。今回の取材で一番ビビビと感じたことは、鈴木さんの「自分」に対しての姿勢でした。「自分がどう思うのか?何をしたいのか?今何ができるのか?」自分の気持ちを正面から見ているからこそ、他人に対しても大らかに接することができるのかなぁ、と思わずにはいられませんでした。例えば、自分がどうしてもやりたいことがあるとしてそれを達成するためには、周りを巻き込む必要が出てきます。自分の気持ちを大事にするって事は、同時に周りをも大事にするって事ですよね。どんなに強がっていても、人間一人だけで生きているわけではないんですね。当たり前のことでも、私にとっては中々難しいです。。。

「相関性を前提とした個人主義」を重んじるべき。
同行学生記者: 千葉景子(21歳:取材時)
鈴木さんは小学校5年生時に不登校になったということでしたが、東京シュ-レという学校との出会いや不登校に対するご両親の肯定的な理解などがあり、次第に自信を取り戻し、「一人でできることに限りがある」ということに気付いたとおっしゃっていました。老若男女を問わず、人間とはやはり<自分を理解してくれる人>が必要だとあらためて感じました。しかし、人との集団生活の中で自分は本当はどう思うのか、本当は何をしたいのか、といったことが分からなくなることがあります。その中で鈴木さんが東京シュ-レで学ばれた「自由と自治」という概念が大事だと感じます。自分の幸せのためにも自分に合った仕事をしたい、やりたいことをやることによって最大限の力を発揮できるのでは、というお言葉通り、鈴木さんはご自身が本当に大事だと思うこと、かつご自身の経験を活かせる仕事をなさっていました。仕事は大変でも、やりがいを常に感じながらお仕事をされているということはやはりとても魅力的だと思いました。また、技術・知識・能力といったものは目標達成のための道具であり、大切なのはその道具をどのように使うかである、という言葉も印象に残りました。しかしその道具をうまく使うためには自分自身をよく知っていなければいけません。<自己探求の大切さ>というものを就職活動を通じて痛感している私にとって、非常に考えさせられるお言葉でした。しかし、どのような選択をしても、その時々のベストを尽くすことが重要なことであると鈴木さんが強調されていたように、プロセスを大切にし、常に成長し続けるようでありたいと思いました。そもそもボランティア活動というものが国民的にまだ浸透しきっていない日本で、IYFのようなNGOを運営するということは難しい点も多くある長期戦だとは思うのですが、それこそキャリナビなどと組むことを通じて相乗効果を発揮できるような方向に将来的に展開していきたいですね、と取材陣全員が感じました。

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